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【中国】ゼネアビ空港建設ラッシュ、20年に1千カ所

6/26(月) 11:30配信

NNA

 中国でプライベートジェットなどのゼネラル・アビエーション(一般航空)のための空港が建設ラッシュを迎えようとしている。全国の地方政府が打ち出した建設計画によると、2020年までに1,000カ所近くに増える見通し。政府が目標とする500カ所の2倍の規模で、投資過熱を懸念する声も上がっている。23日付21世紀経済報道が伝えた。
 国務院(中央政府)が昨年5月に一般航空の発展に関する政策指針を示して以降、ほぼ全ての地方政府がこの1年に各地の実施計画を発表している。21世紀経済報道のまとめによると、20年までの各地の建設目標は計934カ所。最も多い地域では200カ所の建設を見込んでいる。
 中国では今のところ一般航空の専用空港は十数カ所に過ぎず、建設ラッシュを迎えた場合には大きな投資需要を生むことになる。ただ、業界関係者からは「一般航空が手掛けてきた分野の一部はドローン(小型無人機)でも代替が可能になった。本当にこれほどの数の空港が必要かどうかは検討が必要」との意見もある。
 一般航空の空港建設には政府から補助金が支給されるが、業界関係者は「中国の空港の多くは慢性的な赤字経営。民間資本を参画させるのは容易ではない」と指摘。航空需要の見込めない地域では、建設計画を推進する上で地方政府が期待を寄せる民間からの投資誘致が課題になるとみられる。

最終更新:6/26(月) 11:30
NNA