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石垣で自走バス実験 市長ら実用化期待

6/26(月) 5:00配信

琉球新報

 【石垣】内閣府は25日、石垣市でのバス自動運転の実証実験開始式を石垣港離島ターミナルで開いた。実証実験は今年3月の南城市に続く2度目で、離島では初めて。鶴保庸介沖縄担当相や中山義隆市長らがバスに試乗し、実用化への期待を寄せた。


 アクセル・ハンドルの自動制御機能の実用性確認などのほか、信号機情報を利用して急ブレーキを避ける速度抑制制御機能や、人工知能(AI)による障害物認識を利用した車間距離・車線変更制御機能についても検証する。位置情報の誤差を数センチにまで縮める準天頂衛星の技術活用に向けた検証も実施する。

 自動運転の実施経路は石垣空港から離島ターミナルを結ぶ約16キロで、公道での走行距離としては国内で例がないという。バスは時速30~35キロ(最高速度40キロ)で走行し、ブレーキ操作は運転手が行う。

 26日からは市民や観光客が乗車モニターとなり、そのアンケートから自動運転バスの課題や可能性を探る。実験は7月8日までで、1日4往復運行する。白保小前とANAインターコンチネンタルホテルに仮設バス停を設ける。

 試乗後、鶴保氏は「比較的交通量の多い場所での実証実験で、実用化への期待感を持つことができた。さらにレベルアップできるよう関係部局を督励し、環境整備に努めたい」と述べた。

琉球新報社

最終更新:6/26(月) 11:08
琉球新報