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八田与一像首切断の元台北市議らを起訴/台湾

6/26(月) 17:16配信

中央社フォーカス台湾

(台南 26日 中央社)台南地方法院検察署(地検)は26日、台南市の烏山頭ダムに設置されている日本統治時代の水利技師、八田与一の銅像が破壊された事件で、犯行を認めている元台北市議ら2人を器物損壊の罪で起訴した。ダムを管理している嘉南農田水利会の楊明風会長は2人に対して損害賠償を請求する考えを示している。

起訴状によると、2人は4月14日、烏山頭ダム風景区内のホテルにチェックインし、銅像近辺の下見を行ってから糸のこぎりを購入。15日午前2時ごろ、購入した糸のこぎりで銅像頭部を切断し、記念撮影を行ったとしている。銅像頭部を元の場所に戻した後に、その場を去ったという。

だが、切断が見つかった際、銅像頭部はなくなっていた。台南地検は15日夜から16日未明にかけて、何者かが持ち去ったとしている。他に共犯者がいる可能性があるものの、確証がつかめず、先に2人を起訴するに至ったと説明した。

地検は、2人が5月28日に台北市内の小学校前にあるこま犬の破壊にも及んでいることから、反省の意が見られないとし、重い量刑を求めるとしている。

(楊思瑞/編集:楊千慧)