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「男性中心では平和ない」 国際女性ネット沖縄フォーラム 基地と人権語る

6/26(月) 10:40配信

琉球新報

 米軍基地を抱える国や地域の女性らでつくる「軍事主義を許さない国際女性ネットワーク会議in Okinawa2017」の公開フォーラム「軍事主義に抗し、持続可能な未来を!」が25日、那覇市国場の沖縄大学で開かれた。韓国やプエルトリコなど六つの国と地域の女性が登壇し、「男性中心、軍事中心の考え方では平和は実現できない」「不平等な地位協定の改定を」などと訴えた。


 米軍再編に伴って、沖縄の海兵隊が移転する計画の米国領グアムからは「平和と正義のためのグアハン連合」のサビーナ・ペレーズさんが報告した。

 サビーナさんは、海兵隊の実弾演習場建設予定地には貴重な動植物があり「破壊されると取り返しがつかなくなる」と強調。演習は年間273日予定され、670万発の砲銃弾が使われるとし、環境への影響を懸念した。それでもグアムの一般市民は演習場建設を支持しているといい、事態打開に向けて「ロビー活動やオンラインの署名運動のほか、演習場建設に際しての透明性の確保も主張している」と説明した。

 続いて五つのテーマで分科会が開かれた。「軍隊と性暴力」の分科会では、国連や米政府に働き掛ける具体的手法について意見交換した。参加者からは「具体的データの提示が有効」として、沖縄県の「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」が作成した、米兵による性犯罪リストを各国・各地域で作成するよう提案があった。

 会議に初めて参加した當眞幸子さん(51)=南城市=は「女性や先住民の人権被害など、沖縄と重なる問題が多かった。弱い立場の人たちがつながり、声を上げることが大切だ」と話した。

 「―国際女性ネットワーク会議」は今回で9回目で、この日は約150人が参加した。26日に閉会する。

琉球新報社

最終更新:6/26(月) 10:40
琉球新報