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しぶとく1点守り抜く J1リーグ第16節・清水

6/26(月) 8:32配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 清水はホームでしぶとく戦った。先制後は勝ち点3獲得のために全員が割り切った。アイスタで“禁じ手”だった時間稼ぎは、相手に焦りを生じさせた。5分間のロスタイムは、ミスから速攻を招いたDFカヌが責任を持ってファウルで食い止めた。J1・J2通算200勝を達成した小林監督は「199勝のまま終わるかと思った」と胸をなで下ろした。

 4月の柏戦以来、10試合ぶり勝利は、センターバック陣が攻守に奮闘した。後半15分、チアゴ・アウベスのCKにカヌがつぶれ役となり、こぼれ球をDF二見が利き足と逆の右足で決めた。攻撃参加する際、GK六反から「カウンターを受けそうになったらすぐに戻ってこい」と言って送り出された。「シュートの場面は覚えていない。相手GKも見えなかったと思う」と二見は振り返ったが、守備意識の高さからシュートで終わろうという思いがあったからこその移籍後初得点だった。

 J1リーグのホーム戦勝利は2015年5月以来、18戦ぶり。元北朝鮮代表の鄭大世は「どんなことをしても1点を守り抜く戦いを」と2年前から提言したが、当時の主力に「そこまでして勝ちたくない」と言われ諦めた。その年にチームはJ2に降格。「やっとここで、全員で堅実に戦うことができた」と感慨深げだった。

静岡新聞社