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鈴木麻綾が再逆転で頂点 ユピテル・静岡新聞SBS女子ゴルフ

6/26(月) 8:30配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 女子プロゴルフのステップアップツアー、ユピテル・静岡新聞SBSレディース(静岡新聞社・静岡放送共催)最終日(25日・静岡カントリー浜岡コース、6384ヤード、パー72)は、前日首位に立った鈴木麻綾が71で回り、通算9アンダーでプロ初勝利を飾った。

 4打差のトップで出た鈴木は15番のダブルボギーで2位に後退。しかし、16、17番でスコアを伸ばし再逆転した。2位は2打差の7アンダーで小野祐夢、さらに1打差の3位タイに照山亜寿美、横山倫子、石山千晶の3人が入った。

 県勢は小林由枝(浜松CC、浜松市)が2アンダーで12位タイ。本多奈央(フリー、富士市)は1アンダーの21位タイ、森岡紋加(葛城GC)が5オーバーの47位タイだった。

 優勝した鈴木はベストルーキー賞も獲得。レギュラーツアーの大王製紙エリエールレディース(11月)と来年のヤマハレディースオープン葛城の出場権を得た。

 

 ■ダブルボギーから復活

 ウイニングパットを沈め、右腕を突き上げた後はうれし涙が止まらなかった。2年前にプロテスト合格した鈴木が女王の座を射止めた。ミスで4打差をひっくり返されたが、自らの力で再逆転。三重から駆けつけた両親にプロ初勝利を届けた。

 序盤は順調にスコアを伸ばしたが、9、11番でボギー。2位小野に1打差に迫られた。15番のパー4は1メートルのパーパットを外し、折り返しの1打もカップの縁をなめ、痛恨のダブルボギー。首位を明け渡した。「正直終わったと思った。でもまだチャンスが残っている」と切り替えて16、17番と連続バーディー。「直後の2ホールで取り戻したのは大きい」と勝負強さが光った。

 前週のルートインカップでは最終日の16番まで単独首位だったが、17、18番のボギーで後退。「その瞬間は毎日夢に出てくる」と悲劇は繰り返さないと強い決意で臨んだ。昨年、一番良い成績を残したコースでショットがさえ渡った。

 明るい性格で人を引きつける魅力のある22歳。「ステップの賞金女王を狙ってみたい」と笑みをこぼしたヒロインは、静岡でプロとしての殻を破りつつある。

静岡新聞社