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【巨人】陽、先制されて同点弾&勝ち越されて同点打!…守乱から一夜で名誉挽回

6/26(月) 6:05配信

スポーツ報知

◆巨人4x―3中日(25日・東京ドーム)

 反撃への流れは、陽のバットから生まれた。1点ビハインドの5回。追い込まれてからの6球目を捉え、左翼バルコニー席にたたき込んだ。特大の同点2号ソロ。「手応えは良かった。インコースよりのボールにうまく反応ができました。ギリギリのホームランも、大きなホームランも同じなのでね」。ベンチでは笑顔がはじけた。

 2―3で迎えた9回にも値千金の一打を放った。マギーの左翼線二塁打で迎えた無死二塁の好機。初球を鋭く振り抜くと、打球は一塁手のグラブをはじき右前へと抜けた。二塁走者の代走・重信がヘッドスライディングでホームイン。同点適時打に、塁上で両拳を突き上げた。

 名誉挽回の2安打2打点だった。24日の同戦では、守備で精彩を欠いた。3回に京田が放った中前の打球を後逸し(記録は適時三塁打)先制点を献上するなど、自身プロ初の2失策。試合後は「自分の責任です」と陽気な男が、うつむいて球場を後にした。「きのう、ああいうミスがあって、周りのチームメートからの信頼を、試合でなんとか取り戻したかった」。必死の思いで出した結果を、由伸監督は「これをきっかけにさらに打ってくれればいい」と評価した。

 ファンの期待を超える活躍をする選手に憧れてきた。その一人が、巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(81)=報知新聞社客員=だ。「長嶋さんはスーパースター。オーラもすごいものを持っている」。4日のイースタン・ロッテ戦(佐倉)で初めて対面し感銘を受けた。アーリーワークでは度々、長嶋さんの有名な空振り三振の写真がデザインされた佐倉の記念Tシャツを着て練習。偉大な背番号3に理想のひとつを見いだしている。

 最後のおいしいところはさらわれた。サヨナラ打は、同じく日本ハムから移籍した石川だった。頼もしい後輩に「彼は持っていますね」。次の劇勝の主役は、背番号2が担う。(原島 海)

最終更新:7/2(日) 7:36
スポーツ報知