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【ノア】GHC王座V6の中嶋勝彦が壮大野望 47都道府県でタイトル戦

6/26(月) 16:32配信

東スポWeb

 ノア25日の福島・郡山大会でGHCヘビー級王者の中嶋勝彦(29)が、小峠篤司(31)を撃破して6度目の防衛に成功した。昨年10月の初戴冠から着々と防衛を重ねて長期政権を築きつつある王者は、壮大な野望を見据えている。「地方振興=ノア振興」を強調する中嶋は、日本全国47都道府県でのタイトル戦実現を目指すという。

 捨て身の猛攻を仕掛けてきた小峠に、一時は窮地に立たされた。ヘッドバットからのキルスイッチをまともに食らい「正直(意識が)一瞬飛んだ」(中嶋)ものの、本能だけで蹴りの速射砲を叩き込む。最後はバーティカルスパイクで逆転の3カウントを奪った。

 試合後は「ファンの皆さんの声が力になった」と感謝した。この日の会場となったビッグパレットふくしまは、中嶋にとって特別な場所だ。2011年3月11日の東日本大震災発生から約2か月後の5月5日、中嶋は健介オフィスの一員として、同会場で被災者を元気づけるためのチャリティー試合を行っている。そこでぶざまな姿を見せるわけにはいかなかった。

 思い入れの強い土地での防衛に成功した王者は「福島でもできたし、これを皮切りにどんどん地方で防衛戦をやりたい。いろんな地方でGHCのベルトをかけた戦いを見てもらいたい。それが『地方振興』そして『ノア振興』につながると思いますから」と力強く話した。

 狙うのは文字通りの全国制覇だ。「目標は47都道府県全てで防衛戦をやること!」とブチ上げる。これまで中嶋が防衛を果たした場所は東京と神奈川で、そこにこの日、福島が加わった。残るは44の道府県。年間約8回防衛戦を行っても5年以上を要し、防衛回数は「V50」というとんでもない数字まで到達することになる。

 故ジャイアント馬場さん(享年61)が記録したPWF王座の防衛記録「V38」をはるかに上回る数字だが、中嶋は「体が持ちますかね? でも夢はでっかく頑張ります。もっと地方にオレたちの熱闘を届けていきたい!」と胸を張った。若き王者はノアと地方活性化のために疾走を続ける覚悟だ。

最終更新:6/26(月) 16:32
東スポWeb