ここから本文です

ハードブレグジット、銀行に最大350億ユーロのコスト=報告書

6/26(月) 11:43配信

ロイター

[ロンドン 23日 ロイター] - 欧州の銀行業界団体AFMEの委託で米ボストン・コンサルティング・グループがまとめた報告書によると、英国の欧州連合(EU)離脱が「ハードブレグジット(強硬離脱)」となれば、銀行に最大で350億ユーロ(390億ドル)のコストを生じさせる可能性があると試算した。業界関係者が23日、明らかにした。

報告書は銀行がこれらのコストを賄えると考えるのはあまりに楽観的だと指摘。銀行がコストを吸収できると見込んでいた欧州の顧客企業にとっては予想外の内容となりそうだ。

英国のEU離脱に伴う企業と投資家への影響を分析した今回の報告書は来月に公表される予定。内容は変更される可能性もある。

関係者によると、報告書は60社以上の担当者を調査。このうち大半がハードブレグジットに伴うコスト上昇分を銀行が吸収できると見込んでいたが、報告書は「この見方はあまりにも楽観的かもしれない」と結論付けたという。

ハードブレグジット時に銀行にのしかかるとみられるコストの内訳は、再編費用が最大で150億ユーロ、資本の積み増し分が最大で200億ユーロだという。

最終更新:7/8(土) 14:56
ロイター