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ビックカメラの登場で、アキバ自作街はどう変わる?

6/26(月) 18:01配信

ITmedia PC USER

 6月22日、秋葉原電気街の中心地に「ビックカメラAKIBA」がグランドオープンした。5月31日に移転したソフマップ秋葉原本館のビルを再活用した総合店舗で、周辺に建つ5店のソフマップも同時にリニューアルしており、「AKIBAビックマップ」の名の下に総合的に展開している。

【グランドオープン前の様子】

 パソコンからスマートフォン、家電にゲーム、酒類やドラッグなど、家電量販店としても幅の広い商品を取り扱っており、同店のリリースでは「専門店の集合体」を掲げている。

 6月6日に1階部分がプレオープンするなどグランドオープンを待たずに営業を始めており、すでにある程度は街に与える影響が見えてきている。

 自作ショップの反応は穏やかで、おしなべて肯定的な声が多かった。あるショップは「総合的に取り扱うといっても、1階に薬や日用品、お酒を置いていて、スマホとパソコンは3階と4階ですから。我々と食い合わないので、こちら側にじゃんじゃん人を集めてほしいですね」と話す。

 別のショップも「普通の家電量販店とも違った存在という感じです。外国人観光客や女性を取り込むのが狙いみたいですし、過度には期待しませんが、新しい層をアキバに呼んでくれる存在になったらうれしいです」と話していた。

 実際、グランドオープン前後から、ビックカメラAKIBAの買い物袋を持った人の来店が目立って増えてきているとの声も複数のショップで聞いた。

 ただ、大半は一利用者としての歓迎の声のほうが目立ったところもある。ベテラン店員氏は「日用品が買える大型店がドン・キホーテだけだとちょっと心もとなかったので通っています。家電量販店として真正面から攻めてくるというより、街の足りないところを埋めてくれる感じなのでありがたいですね」と話していた。

 アキバとしての期待と利用者としての歓迎。後者はすでに実っているが、前者の結果がみえるのはもう少し先か。今後を見守りたい。

●「情報が少なすぎて・・・・・・」――X299マザーが26日から店頭に、Core i9の予約も

 Intelの次世代ハイエンドCPU「CoreX」シリーズに対応する、X299チップセットを搭載したマザーボードが26日から売り出されている。先行するのはMSIとGIGABYTEで、税込み3万5000円前後から7万円弱のエンスーモデルまで計6台。以後、ASUSTeKやASRockなどのラインアップも加わる見込みだ。

 CoreXシリーズの予約受付も一部ショップで始まっている。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店では、最上位の「Core i9-7900X」が税込み12万4980円、最下位の「Core i5-7640X」が同3万980円となっている。

 ハイエンド系としては2014年8月に登場したX99マザー以来の新プラットフォームということで、各店のPOPにも力が入っているが、発売前の週末の時点ではまだ反響は薄い様子だった。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「何しろ情報が入ってこないんですよね。マザーはまだしもCPUが。性能も見えない部分が多いですし、発売時期も早くて6月? いや7月なら御の字、というレベルです。気にしている人はそれなりに多いとは思いますが、まだ表に出てきていないですね」と話す。

 他店も似たような状況のようだ。ドスパラ パーツ館は「新ソケットなのでCPUが来ないと何もできないですから。動き出すのは、CPUの発売時期が確定して、ベンチマーク結果が出回るようになって、それからでしょうね」と淡々としていた。

●光る東プレ「REALFORCE」の日本語配列版と、左右分離型キーボード「Barocco」の光るモデルが登場

 キーボードの新製品では光るモデルが目立っていた。

 東プレからは静電容量方式キースイッチとRGB LEDを採用したフルキーボード「REALFORCE RGB」の日本語配列版が登場している。税込み価格は、2016年12月に売り出された英語版と同じ2万8000円前後だ。パソコンSHOPアークは「英語版が出た時点で日本語配列を望む声があがりましたから、待望という人はけっこういそうです」と期待を込めていた。

 2016年10月に登場して話題になった、左右分離型英語配列キーボード「Barocco」のイルミネーションモデル「MD600 RGB」も売り出されている。キートップのカラーは黒白の2種類があり、それぞれに6種類のCherry MXキースイッチが用意されている。税込み価格は2万円弱だ。

 また、Barocco MD600 RGBの国内代理店であるアーキサイトからは、Cherry MX軸を採用したテンキーレスキーボード「ProgresTouch RETRO TKL」と「ProgresTouch RETRO TINY」も投入されている。税込み価格は順に1万1500円前後と1万1000円弱。

 「とにかくコンパクトで、でもタイプ感は妥協したくないという人に選ばれるモデルですね。今回のラインアップはどちらも静音赤軸こと“SILENT RED”軸を採用しているので、音までコンパクトということで注目されそうです」(同店)

●厳重なトランクケース入りのフルタワーケース「ENTHOO ELITE」が満を持してデビュー

 PCケースでは、Phanteksのフルタワーモデル「ENTHOO ELITE」が異彩を放っていた。ボディーサイズは270(幅)×615(奥行き)×750(高さ)mmで、12cmファンを最大25基組み込める作りになっている。PWMハブを搭載しており、ファンの一括管理もできる。税込み価格は13万円弱。

 ゲーム愛好家向けモデルということで6月2日の発売予定日を前に話題になっていたモデルで、予定が伸びたもののついに売り出された。オリオスペックは「かなり高価ですが、10台くらい予約が入りましたね。すごく評価が高いモデルですね」という。

 なお、重量は33kgあり、パッケージは厳重なトランクケースとなっている。「普通の宅急便じゃ持って行ってくれるかわからないですね」とのことだ。

最終更新:6/26(月) 19:42
ITmedia PC USER