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メジャー挑戦へ、日本ハム・大谷に必要とされる故障回避能力

6/26(月) 16:05配信

スポーツ報知

 来季のメジャー挑戦がささやかれる日本ハム・大谷翔平投手。4月上旬の左太もも裏の肉離れから23日の楽天戦(札幌D)で1軍復帰したが、走塁面で不安を抱えていることから3試合とも欠場。一日も早い回復が待たれるところだ。

 5月中旬。レンジャーズのダニエルズGMらメジャー関係者が相次いで千葉・鎌ケ谷市の日本ハム2軍施設を訪問した。リハビリ中の大谷の様子を見るのが主な目的だ。あるア・リーグ編成関係者がこんな話をしていた。

 「常に万全のコンディションでプレー出来る選手は稀。どこかしら痛みを抱えているものです。コンディションが万全でない大谷選手が今後、長期離脱につながる故障を避け、その上でどんなプレーが出来るのか。彼がメジャーで長く活躍するには、そんな能力も必要だと思います」

 例えば、こういうことだろう。巨人・坂本は連敗を13で止めた9日の日本ハム戦の翌日から下半身のコンディション不良でスタメンを外れた。それでも、13日のソフトバンク戦から先発復帰し、当たり前のようにチームをけん引している。体の負担の大きい遊撃手でありながら、レギュラー定着した08年から毎年130試合以上に出場(昨季までの10年間で6年全試合出場)。大きな故障を未然に防ぎ、1軍でプレーを続ける―。坂本にはメジャー関係者の言う“長く活躍できる能力”が備わっているということだろう。

 大谷の全力プレーは見ていても気分爽快。ただ、元凶である右足首を今季中は手術しない選択をした以上、全力プレーがたたっての故障→長期離脱は何よりも避けなければならない。メジャー公式戦は日本の143試合よりも多い162試合。20連戦以上の日程も組まれ、飛行機による移動は超ハードだ。大谷の故障回避能力、長く活躍するための力が試される。(記者コラム・小谷 真弥)

最終更新:6/26(月) 16:05
スポーツ報知