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飯坂の医王寺で鯖野薬師如来大祭

6/26(月) 12:17配信

福島民報

 福島県福島市飯坂町の医王寺の「鯖野薬師如来大祭」は25日、境内などで開かれ、信者や住民が地元の文化や歴史を再認識した。
 医王寺は薬師如来を祭り、「鯖野薬師」と呼ばれ信仰を集めてきた。飯坂町の大鳥城を拠点に一帯を治めた武将佐藤基治、その子で源義経とともに戦った佐藤継信・忠信兄弟の菩提(ぼだい)寺で、境内には基治の妻乙和の墓碑もある。
 大祭はお祭り実行委員会の主催。東日本大震災からの復興を後押しし、9月に飯坂町で開かれる「義経・与一・弁慶・静・継信・忠信合同サミット」を盛り上げる狙い。
 境内の鯖野薬師堂で橋本弘史住職が護摩祈とうを行い、信者らが無病息災などを祈願した。ステージでは真言宗豊山派の僧侶による「梵声(ぼんじょう)会」が太鼓を演奏。飯坂婦人会コーラスサルビアは33人で「大鳥城の歌」などを歌い、大鳥中特設剣舞部も登場した。旅館のおかみでつくる「いいざか乙和会」は来場者を茶でもてなした。
 伊達市教委の山田将之さんが、医王寺の歴史のほか、境内の宝仏殿「瑠璃光殿」に展示している継信・忠信が使っていた鐙(あぶみ)や弁慶の笈(おい)などについて解説した。

福島民報社

最終更新:6/26(月) 13:40
福島民報