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児童がドローン操縦に挑戦 さいたまで自主学習「絶景を撮影したい」

6/26(月) 10:30配信

埼玉新聞

 埼玉県さいたま市大宮区の市立大宮東小学校体育館で24日、児童が小型無人機「ドローン」の操縦に挑戦した。自主学習「土曜チャレンジスクール」の活動で、2年生から6年生までの児童63人が参加。ドローンの操縦技術指導や人材育成を行う「Dアカデミー関東埼玉」(川越市)代表の引野潤さん(34)らが、講師役を務めた。

 児童はまず、商業用にも使われる中型のドローン実機を見ながら、ドローンの基本的な性能や特徴について説明を受けた。次にカメラを搭載した機体が体育館内を空中から撮影する様子を見学。モニター画面に自分や友達の姿が映る様子を確認すると、歓声を上げながらカメラに向かって手を振る姿も見られた。

 続いて「トイドローン」と呼ばれる小型ドローンを使い、狙った場所に小さなボールを落とす操作に全員で挑戦した。虫の羽音のようなプロペラ音で飛ぶ小型機の操作は難しく、当初はコントローラーを操作する児童の表情も緊張気味。次第に慣れてくると、前後、上下、左右と自在に機体を操縦する児童もおり、それぞれのパイロット体験を楽しんでいた。

 引野さんによると、ドローンは現在、空撮をはじめ、農業、物流、災害救助、測量など多岐にわたる分野で活用需要が増える中、より安全に利用するための高度な操縦技術や知識を持つ人材の育成が急がれているという。引野さんは「まずは空に飛ばす楽しさを知り、その上でドローンにどんな特徴があるのかを広く知ってもらえれば」と話す。

 同校3年生の佐々木夏希さん(8)は、「操縦は思い通りにいかず難しかったけれど楽しかった。高い場所からの撮影は不思議な気分だった」と興奮した様子。5年生の松田圭太郎君(11)は、「学校でこんな経験ができるのは新鮮。日本の世界遺産や絶景を撮影して外国の人に紹介したい」と笑顔で話した。

最終更新:6/26(月) 10:30
埼玉新聞