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ミレ二アル巻き込むインディアンズ 動員増えれば選手にボーナスも

6/26(月) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

米メジャーリーグではフィールド上だけではなく、他のエンターテイメント施設に打ち勝つために様々なフィールド外の戦いが繰り広げられている。ミレニアル世代を取り組むための戦略、そして新たな選手に与えられた珍インセンティブに迫ってみる。

【画像】ミレ二アル巻き込むインディアンズ 動員増えれば選手にボーナスも

ファンは選手に直接貢献

ワールドシリーズ制覇まであと一歩届かなかったクリーブランド・インディアンズは、今シーズン開幕から多くのファンを球場に呼び込んでいる。

5月中旬時点ではすでにシーズンを通してのチケットの売り上げが140万枚を超え、昨シーズンの同時期に比べるとすでに50万枚も売り上げがアップ。昨年140万枚に達したのは8月1日、2015年にまで遡ると、140万枚に達したのはシーズン終盤の9月14日だった。

今シーズンはホームゲーム25試合を終えての観客動員数はまだ約53万人だから、多くのファンが夏場以降のチケットをすでに購入していることになる。

私もこの球団でインターンをしていたのは、ニューヨーク・ヤンキースやボストン・レッドソックスとプレーオフで激闘を繰り広げた翌年の2008年だった。当時観客動員数は年間約217万人、62.5%しか達していなかった。観客総動員数、1試合平均の観客数共にメジャーリーグ(MLB)全体で22位。

なぜ今シーズンはファンが事前にチケットを購入する現象が起きているのだろうか?

クリーブランド・インディアンズが仕掛けるミレニアム世代を取り込む戦略を見ていこう。

昨年は夏場の6月17日から7月1日まで14連勝を記録した辺りからチケットの売り上げは大幅にアップしている。夏の好調そのままにプレーオフでも勝ち続け、ワールドシリーズ第7戦までもつれ込む球史に残る戦いを演出した。勝利がもたらす好循環からオフにも積極的な選手補強をし、トロント・ブルージェイズのエドウィン・エンカルナシオンをFAで獲得した。

エンカルナシオンの契約にはホームの観客動員数が200万人を越えれば、100万ドル(約1億1115万円)のボーナスが発生するインセンティブが盛り込まれていた。

ファンは球場に足を運ぶことで直接選手に貢献できる。この数字にシーズン終盤近づくことができれば、新たな盛り上がりを生み出すこととなるかもしれない。

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