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<亜咲花インタビュー連載Vol.2> 「鈴木このみさんは目標にしている先輩」

6/26(月) 18:22配信

Billboard Japan

 昨年10月にTVアニメ『Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-』のエンディングテーマ「Open your eyes」でデビューを果たした現役高校生シンガー 亜咲花(あさか)。若干17歳とは思えない太く伸びるボーカル、幼少期アメリカに住んでいた経験もある彼女のリズム感に、聴いたもの誰もが衝撃を受けた。

 亜咲花は7月から放送予定のTVアニメ『セントールの悩み』のエンディングテーマ「Edelweiss」(作詞/作編曲:白戸佑輔)を担当することも決定しており、そのシングルのカップリングには「Edelweiss」の自ら英訳に挑戦した英語Ver.も収録される。そのレコーディング現場で現役高校生ならではのエピソードや、アニソン歌手を目指したきっかけ、今作で挑戦した英訳について話をしてもらった。いまから注目しておきたい気になる彼女に迫る。※全3回の連載記事

※(Vol.1)「現役女子高生の日常、溢れだす二次元への愛情」
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/52528

<Vol.2> 「鈴木このみさんは目標にしている先輩」

亜咲花:私、はじめは歌手になろうとは考えていなかったんです。アメリカにいて多少英語も話せたので、通訳の人になろうと思っていたんです。なので、いまは中高一貫の国際校に通っていて英語漬けの毎日なんですけど。そして学校の音楽を担当している先生に歌を聴いてもらう機会があって、そのときに「ちょっと才能があるからボイトレとかに通って歌を伸ばしてみたら」って言われて、それがきっかけで「歌手っていう道もあるのかな」と思ったんです。

その先生は翌年 急に亡くなってしまって、先生に言われた「歌手になってみなよ」といった言葉がずっと心に引っかかっていて……。その言葉に背中を押してもらう形で当時中3のときにお父さんに相談して、本格的に歌手を目指してみようって思いました。

でも、お母さんは私に通訳の職業に就いてほしいという気持ちがあったみたいで、どうやったら歌手になるという夢を認めてもらえるのか考えてました。そしてカラオケ大会やオーディションを受けて実績を残せば認めてもらえるんじゃないかと思って色々な大会に出場したんです。お父さんにボイストレーニングの場所を探してもらって、そこの校内オーディションでいまの事務所の社長さんにお声をかけてもらって。これまで運と運がうまく重なっていっての今だと思うので、どこかで自分がミスをして、チャンスを逃していたら、ここにいれなかったと思います。

--自分からもどんどん行動していったんですね。

亜咲花:思ったらすぐ実行するタイプで、「まずやってみなきゃわからない」って思いますね。あーだ こーだ考えるより、動いてみて結果が出てから考えようみたいな(笑)。結果は結果で、「次にこうしたらもっといい結果に繋がる」と思っているので続けて行動できるのかもしれないですね。

--もともと積極的な性格なんでしょうか?

亜咲花:アメリカに住んでいた頃に言葉がうまく通じない経験もしてきて、もともと人と話すのが好きだったので、どうにかコミュニケーションを取ろうと積極的になることもありましたね。コミュニケーションをとるのが好物…違うな、いわゆる「LIKE」ってやつです(笑)。
そして元々「人前に出る仕事してみたい」って気持ちはあったんですけど、心の中で「99%なれない」とも思っていて。

--なんでなれないと?

亜咲花:だって狭き道ですよ。先生に「歌うまいよ」って言われるまでは自分の中に特化しているものは英語しかないと思っていましたね。英語だけでは人前に立てないですし、演技力があるわけでも、見た目がずば抜けてもないので。自分に英語しかないと思っていたので、小6の時に「通訳になろう」と決めていました。でもその一年後に、先生に言われて、最初は鵜呑みにはしていなかったんですけど、その先生の一言がなかったら絶対ここまでやれなかったなと思いますね。

--当時、人前に出たい気持ちはあって、演技に挑戦してみようとかは思ったりしなかった?

亜咲花:ん……、私の性格だったらトライしようってなるはずなんですけど、やらなかったってことは演技じゃなかったんだと思います。歌手になろうって思えたのも、もともと歌が好きだったということがあるので。ホントに先生の言葉に背中を押されたのが一番のきっかけなんですよね。

--歌手を目指すということになって一番練習していた曲は?

亜咲花:『マクロスF』の「ライオン」「射手座☆午後九時Don't be late」などです。

で、(前の話に戻ると) May'nさんがゲストで出演するという『アニソンのど自慢』に応募したら、予選通って、決勝まで残って、そこではじめてご本人とお会いしたんです! そこで「May'nさんが好きです!」って話したところ、「May'nさんのような歌手を目指している中学3年生」というキャッチコピーで出演させてもらったんですよ。

--アニソンのアーティストは近年多く出てきていますが、その中で気になるアーティストはいますか?

亜咲花:受けようと思っていたオーディションに『アニソングランプリ』というのがありまして、その年には開催されなかったんですが、当時14歳の鈴木このみさんがでていた映像を見ていて「この歌唱力はすごいな!」と衝撃を受けました。鈴木このみさんは目標にしている先輩です。当時自分ももっと頑張ってオーディションでいい成績とらなくちゃと思いました。最近ではイベントなどでも共演させていただく機会もありまして、仲良くしてもらっている大好きな先輩です。

--鈴木このみさんはデビューからずっと【Animelo Summer Live】(アニサマ)に出演していますが、亜咲花さんも目指す先に【アニサマ】は?

亜咲花:凄いですよね! デビューから今年で6年連続って、とても凄いことですよ。私は、今夢だった「アニソン歌手」になれたので、次は【アニサマ】に出ることが目標です。アニソンに興味を持った中3からずっと観に行っているので、いつかあのステージに立ちたいんです! なので、自分の中では「【アニサマ】に出て、ようやく一人前のアニソン歌手」というのがあります。

--【アニサマ】は一般的にどのようなイベントに位置付けされていると思いますか?

亜咲花:アニソンのイベントですけど、もはや日本を代表するイベントなんじゃないかなと思います。確か、【アニサマ】は年間の音楽系イベントの中でも総動員数がベスト10に入るビッグイベントなんですよ(※)。それくらい注目度の高いイベントだと思うので、私も出演したいです!
(※『日経エンタテイメント!』2016年12月号掲載の「音楽フェス動員数ランキングTOP10」第8位、公式発表の動員数81,000人)

--5月28日にはチヨスタライブもありますね。(※取材日がイベント開催前)

亜咲花:そうなんです!そこで鈴木このみさんとコラボでいとうかなこさんの「A.R.」(PCゲーム『STEINS;GATE』イメージソング)を歌わさせていただくんです。かなこさんも私の中の憧れの方なので、とても緊張します。憧れの先輩とのコラボできるなんで本当に幸せです! 

--好きなアニソンの幅も広いですね!

亜咲花:特にMay'nさん、鈴木このみさん、LiSAさんをよく聴いているんですが、基本的にアニソンは全般、好き嫌いなく聴いていていますね! DDではないんですけど…

--DD?

亜咲花:D:誰でも D:大好き。アニソン歌手の方は全員好きです!


(Vol.3「<亜咲花インタビュー連載Vol.3> 「Edelweiss」英訳に挑戦! ディズニー映画の音楽からも学んだ訳詞術」)

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最終更新:6/26(月) 19:42
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