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【鳥栖】MF鎌田先制アシスト、才能と成長随所に 鳥栖2-1浦和

6/26(月) 8:46配信

佐賀新聞

=明治安田生命J1リーグ第16節=

 2015年5月のリーグ戦初出場初得点の“鮮烈デビュー”から2年強。若き司令塔に成長し、鳥栖の攻撃を土台から支えてきたMF鎌田が、移籍前の最後の試合でも大仕事をやってのけた。正確なCKで先制ゴールを呼び込み、1アシスト。「2年半の中で一番いい雰囲気で、一番いい内容の試合だった」と感慨深げに語り、試合後、メンバー全員と抱き合った。

 見せ場は後半20分。右CKを担い、低い弾道のボールを中央に供給すると、FW小野が相手DFの裏を突いて頭から飛び込み、ゴール右隅に突き刺した。磨いてきた鋭いインターセプト、中央に切り込むドリブル、絶妙なタイミングのパスも随所で光った。

 ハードワークを掲げる鳥栖の猛練習で無尽蔵のスタミナと屈強なフィジカルを培った。「今後数年のうちに日本のトップレベルになると思う」と、フィッカデンティ監督も若きまな弟子の才能にほれ込み、規律ある中にも裁量を与えてきた。

 いつか海外にチャレンジしたいという思いは強く、キャンプ中は合間を縫って英語を勉強していたが、弱冠20歳にしてドイツ1部の古豪・Eフランクフルトから獲得の申し入れがあり、夢がかなうことになった。

 「僕を拾ってくれて、いい先輩にも巡り合えた。ここにこなかったら、今の自分はいない」と鎌田。「また一から自分らしく、絶対成功させる」。鳥栖から世界へ-。別れを惜しまれつつも、日本サッカー界を担う姿を心待ちにするサポーターの夢を乗せ、ドイツへ羽ばたく。

最終更新:6/26(月) 8:46
佐賀新聞