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WTCCポルトガル決勝:道上トラブルで初のPPスタートを活かせず。ホンダのミケリスは今季初優勝

6/26(月) 2:41配信

motorsport.com 日本版

 WTCC(世界ツーリングカー選手権)第5戦ヴィラ・レアルラウンドの決勝が行われ、メインレースではホンダのノルベルト・ミケリスが今季初優勝を飾った。なお、オープニングレースはメフディ・ベナーニ(シトロエン)が勝利した。

WTCC第5戦ヴィラ・レアルラウンド決勝リザルト

オープニングレース:道上PPも、タイヤトラブル

 ポールポジションの道上龍がスタートを決め、1コーナーにホールショット。しかし、すぐにメフディ・ベナーニ(シトロエン)に抜かれてしまい2番手に落ちる。

 先頭に立ったベナーニは、快調なペース。道上はこれについていくことができず、ボルボのネスター・ジロラミの攻撃に晒される。

 今回のレースでは、初めて”ジョーカーラップ”が採用。タイムをロスする”迂回路”を1度通過しなければならない。

 4番手を走行していたティアゴ・モンテイロ(ホンダ)らは早々にジョーカーラップをこなし、上位勢を追い上げていく。首位を行くベナーニはジョーカーラップをこなしても、道上に抜かれることなくポジションをキープすることに成功する。一方の道上は、ジョーカーラップを走ったことで後続のマシンの先行を許してしまい、5番手にダウン。道上と同じタイミングでジョーカーラップを取ったジロラミはさらに遅れることになった。

 集団に取り込まれた道上のペースは上がらず、ニッキー・キャッツバーグ(ボルボ)やロブ・ハフ(シトロエン)らの先行を許し、さらに順位を落としてしまった。

 9周目、道上の右フロントタイヤが破損し、ピットインを強いられることになる。結局道上は、そのままレースを終えることとなった。初のPPスタートを、好結果に繋げることができなかった。

 1周目に先頭に立ったベナーニは、終始好ペースで走ってトップチェッカー。モンテイロはレース終盤追い上げたが、0.7秒及ばず2位フィニッシュとなった。3位にはボルボのテッド・ビョーク、4位にはトム・チルトン(シトロエン)が入った。

メインレース:ホンダのミケリス、今季初優勝

  オープニングレースでトラブルに見舞われた道上だが、リペア時間でエンジンを始動できないトラブルに見舞われてしまう。結局、ピットクローズまでにグリッドに並ぶことができず、ピットスタートとなってしまった。

 グリーシグナルが消灯しレーススタートが切られるも、2番グリッドスタートのハフがエンジンをストールしてしまい、大きく順位を落とした。これにより隊列はポールポジションのノベルト・ミケリス、ビョーク、モンテイロ、キャッツバーグ、チルトンという順になった。

 3周目、すかさずチルトンがジョーカーラップを消化し、ポジションを落とさずに隊列に戻ることに成功。翌周にモンテイロとキャッツバーグ、さらにミケリスとビョークも続いたが、上位勢はジョーカーラップによって、順位が変化することはなかった。

 9番手までポジションを落としていたハフは、ジョーカーラップに入ったベナーニとジロラミを交わして6番手に浮上、さらにラスト2周でチルトンを交わして5番手までポジションを回復した。

 ラストラップでハフはキャッツバーグを襲うも、順位は変わらず、ミケリス、ビョーク、モンテイロ、キャッツバーグ、ハフの順でチェッカーフラッグを受けた。ミケリスはこれで今季初優勝。地元のモンテイロは、2戦連続での表彰台となった。

 次戦アルゼンチンラウンドは、8月4-6日に行われる。

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