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通販のベルーナ、京都・祇園にホテル開業 幅広い客層の取り込み狙う

6/26(月) 10:30配信

埼玉新聞

 通販大手のベルーナ(埼玉県上尾市)の子会社グランベルホテルは、京都市東山区の祇園地域に「京都グランベルホテル」を7月14日に開業する。関西圏での開業は初。京都市は国内屈指の観光地。主要エリアである祇園地域で、国内外の観光客やビジネス利用など幅広い客層の取り込みを狙う。

 場所は、京阪本線の祇園四条駅から徒歩2分、周辺には京都市内屈指の繁華街が広がる阪急京都線の河原町駅から徒歩7分の好立地。徒歩7分の場所には、日本三大祭の一つ「祇園祭」で知られる「八坂神社」があるのも、大きな特徴だ。

 敷地面積は、約1千平方メートル。建物は鉄骨造りで延べ床面積が約3400平方メートルで、地上4階、地下1階建てとなっている。ホテルの内装などは「祇園の継承×日本クリエイティブ」をコンセプトに、現代アートと和の融合をイメージしている。

 客室数は105室で、内訳は和室21室、洋室84室。洋室のうち、16室は地下一階に設ける。基本的に、各室2人の宿泊を想定している。

 宿泊料金は1室あたり1泊2万5100円から3万1900円程度に設定している。食事は和洋ビュッフェの朝食を、1人当たり別途1800円で提供する。

 このほか、祇園地域では珍しい大浴場を設ける。河原町駅周辺には京都市屈指の繁華街があり、出張のビジネスマンの宿泊も見込んでいる。

 予約は、既にホームページで受け付けている。また旅行代理店への営業を行っている。予約状況については「順調に入っている」という。

 年間目標の利用者数や売上、稼働率については、「年内の利用状況を精査した上で、来年以降の具体的な目標を立てたい」とした。

 京都市への観光客は年々、増加。京都市が発表した「京都観光総合調査2015年」によると、2015年の観光客数は前年比2・2%増の5684万人、宿泊客数は同比1・6%増の1362万人、外国人宿泊客数は同比73%増の316万人と、それぞれ過去最高を記録している。

 ベルーナでは近年、軽井沢町など国内の人気観光地にホテルを開業。京都市も3年前から、有力候補地としていた。14年10月には開設地の土地購入が完了し、昨年1月から建設を始めていた。同社では来夏に、軽井沢町に2つ目のホテル開業を予定している。

最終更新:6/26(月) 10:30
埼玉新聞