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「天使の4歳児」って? この時期の育児で気をつけるべきことは?

6/26(月) 16:00配信

ベネッセ 教育情報サイト

比較的最近になってから登場した言葉、「天使の4歳児」。魔の2歳児、悪魔の3歳児を終え、ようやく保護者も子どもとの意思疎通が楽になってくる4歳の頃を表現したものです。入園を迎えて急に落ち着く子どももおり、ちょっと苦労してきたママ・パパにとってはまさに「天使の」とつけたい時期かもしれませんね。この頃の育児は、どのような点に気をつけるべきなのでしょうか。

小さな大人、4歳の子どもたち

4歳の子どもたちは、大人のように考えることができる「小さな大人」です。もちろん、これまでと比較してということですが、自分自身が考えたことをどのように実現させることができるのかをじっくり考えたり、大人がうまく導くことにより、自分で目標を立てて練習したりすることもできます。2歳、3歳では難しい思考回路を手に入れています。

それから、どんどんおしゃべりになります。物事を客観的に考えたり、誰か特定の人物の立場に立って考えることができたり。お友だちとのやり取りの中で構築されていく思考力です。保護者、子ども双方にとってずいぶんストレスを感じずに済む時期ではないでしょうか。

思ったことをすべて言葉にするわけではない危険性をはらむ

しかし、意思疎通が円滑になったからといって油断はしてはいけません。4歳児は他人のことを考えられるようになるので、「ママに言わないほうがいいかもしれない」といったことを考えるようにもなります。そんな気持ちから、嘘をつくこともでてくるのです。「表面上は何もなくとも、子どもの中では何か問題が起きているかもしれない」という疑いはもち、冷静に分析することが保護者に求められます。場面によってふるまいが違うことがないか、体調の変化はないかなど、幼稚園の先生や友だちの保護者を通じて、自分の子どもの情報を集めることも必要になってくるでしょう。言葉をそのままとらえるのではなく、見えにくい部分の情報も重視してみてください。

親子でたくさん話して、お互いを知り合う

天使とはいえ、それは「悪魔」に対しての「天使」。大人を質問攻めにしたり、よくない言葉を使ってみたりと、まだまだ保護者の頭を悩ませることはあると思います。ですが、保護者の「伝えたい、わかってほしい」という気持ちを人一倍敏感に感じてくれるのもこの頃の子どもたちの特徴です。美しいものを一緒に見て感想を語り合うこと、悲しいことがあれば自分がどんなふうに感じるのかを伝え合うこと、そういった言葉と感情の触れ合いをぜひ楽しんでください。ご家族の中でも新しい発見がいろいろ出てくると思います。

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