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自分だけの”10秒ストップ”に不満のベッテル「ハミルトンにもペナルティを科すべきだ!」と主張

6/26(月) 6:30配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、”危険なドライブ”により10秒のストップ&ゴーペナルティを受けたが、これについて「僕がペナルティを受けるなら、(ルイス)ハミルトンも受けるべきだ」と主張する。

【写真】旧市街を行くハミルトンとベッテル

 ベッテルはアゼルバイジャンGPの決勝レース、セーフティカー解除時の再スタートに備え減速したメルセデスのハミルトンに追突する形となってしまった。このハミルトンの減速に対して腹を立てたベッテルは、横に並んで抗議するだけではなく、ステアリングを切ってハミルトンのマシンに体当たり。この行為が”危険なドライブ”とみなされ、ベッテルには10秒のストップ&ゴーペナルティが科せられた。

「僕は意図的に彼の後ろにぶつかったわけじゃない」

 そうベッテルはチャンネル4に語った。

「僕はウイングにダメージを負った。同じように彼にも少しはダメージがあったはずだ。でもそれがレースに影響を与えることはなかった」

「あれはやるべきことじゃなかった。彼はそれを数回やったんだ。その後、彼のリスタートは本当に良かった。それは僕を驚かせるほどだった。だからあんなことする必要はなかったと思う」

「問題は、僕がすぐ後ろにいて(リスタートの)準備をしていたこと、そして他のすべての車も一緒だったことだ。その後、連鎖反応が起きる。彼は中国でも同じことをしたんだ。それはすべきことじゃないよ」

「結局、僕らは人としてレースをしている。僕は、彼に語りかけるラジオを持っていない。もし僕がペナルティを受けるなら、二人ともペナルティを受けるべきだと思う」

 ベッテルは追突の後、ハミルトンの側面に体当たりしたことについての質問に答えることを拒否した。

「僕らはみんな大人だけど、僕らは人間だ」

 ベッテルはそう語った。

「クルマに乗っている時は、感情が高まっている。僕らはホイール・トゥ・ホイールでのレースをしたいが、リスタートの前はそうはいかない」

 今回の事件により、素晴らしいタイトル争いが荒々しいモノになってしまったのではという指摘について、ベッテルは否定した。

「僕はまだ彼を尊敬している。彼との間には何の問題もないよ」

 そうベッテルは語る。

「今日の彼は間違った行動だったと思う。そして、僕がペナルティを受けるなら彼もペナルティを受けるべきだ」

「おそらく毎週日曜日に行われるプレミアリーグでは、審判のホイッスルについて何人かの選手は賛同し、何人かは反対するだろう。それがスポーツというものだ」

「10秒ストップは、ひどく長い時間だった。ただそこに突っ立って、何もできないんだからね」

Matt Beer