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ハミルトン、故意に接触したベッテルを非難「彼は自分で自分の名を汚した王者」/F1アゼルバイジャンGP

6/26(月) 6:50配信

motorsport.com 日本版

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、故意にマシンを当ててきたフェラーリのセバスチャン・ベッテルを非難し、ベッテルの振る舞いは若い世代への悪い例になったと話した。

【写真】先頭を走るハミルトンと、それに続くベッテル

 ハミルトンは、緩んだヘッドレストを交換するために余計なピットストップを強いられ、アゼルバイジャンGPを5位で終えた。一方ベッテルは、ハミルトンに故意にぶつかった件でレース中に10秒間のストップ・アンド・ゴーペナルティを受けたものの、4位でフィニッシュした。

 セーフティカーが2度目に出動した時には、ハミルトンがトップを、ベッテルが2番手をそれぞれ走っていた。しかしその際、ベッテルはターン15でハミルトンに後ろから衝突してしまい、「彼はブレーキテストをしている」とハミルトンを非難した。

 その後ベッテルはハミルトンの横に並び、手を挙げて抗議の意を示した。さらにベッテルは、故意に自分のマシンをハミルトンのマシンに当てて怒りを露にした。これについてハミルトンは、「ベッテルは文字通り僕の横に並んで、ぶつかってきた」と苛立ちを示した。

 またレース後には、ハミルトンはこう話した。

「F1の中でもそうだし、僕たちのレースを見ている全ての子供たちにとっても、これは間違いなく悪い先例になると思う。それに彼らは今日、4回もタイトルを獲っているチャンピオンがどういう振る舞いをしたのかを見ることになった」

「こういうことが、若い世代のカテゴリーに広がらないでほしいと思う」

 故意にブレーキチェックを行ったのかと尋ねられたハミルトンは、「ブレーキのチェックはしていない。ペースをコントロールしていた」と話した。

「いつものリスタートと同じように、同じ場所でスピードを落とした。彼は寝ていたんだろう。それで僕のマシンに後ろからぶつかったんだ。僕にとっては問題なかったけど」

「横に並んで、わざと他のドライバーにぶつかって、それでもその罪を逃れて彼は4位でレースを終えた。これは不名誉なことだと僕は思うね。彼は自分で自分の名を汚したんだ」

 なお今回の一件で、ベッテルにはペナルティポイント3が加算された。そのベッテルについてハミルトンは、次のように語った。

「もし彼が、自分が言いたいことを証明したいなら、僕たちはマシンを降りて面と向かってそうすべきだ」

「いかなる方法だろうと危険なドライビングをすることは、他のドライバーを危険にさらすことになる。僕たちは速度を落として走っていた。もしスピードを上げていたら、もっと悪い状況になっていただろう」

「子ども達が今日のF1レースで、4回もタイトルを獲った人間の振る舞いを見たことを想像してほしい。僕が言っているのはそういうことだ」

Charles Bradley