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初表彰台のストロール、好調の秘密はシーズン中の“テスト“のおかげ/F1アゼルバイジャンGP

6/26(月) 7:00配信

motorsport.com 日本版

 ウイリアムズのランス・ストロールは、アゼルバイジャンGPの予選で自身2回目のQ3進出を果たし、決勝では波乱のレースを生き残り、自身初の3位表彰台を獲得した。

F1アゼルバイジャンGP決勝結果

 チームのテクニカルチーフであるパディ・ロウは、6月14日オースティンでFW36を使ったテストを行い、そこでストロールとマッサのセットアップの違いを調査して、より良い方向性を見いだすことができたと語っていた。

「先週、彼はオースティンで2014年のマシンをドライブさせた」

「セッティングといくつかのテストを行ったのだ。彼のセットアップとフェリペのセットアップの違いをいくつか見つけて、そのうちのいくつかのアイデアはこのバクーで持ち込まれている。彼はその成果以上に良いポジションを獲得できたと思う」

 ロウはオースティンで行なったテストの対象が”ほとんどのレーシングカーに共通する一般的なもの”に集中していたことを明かした。よってそのテストで得た成果は、容易に2017年のマシンに適応することができたという。

 今季のF1参戦に向けて、ストロールは昨シーズンでヨーロピアンF3に参戦しながら、彼専用の2014年マシンでテストプログラムを行なっていた。このプログラムは現在も継続されており、各レースの間、彼が今後レースするサーキットに訪れて2014年マシンで走行を行なっているという。

 ロウは、プログラムを継続することで、ストロールがマシンに慣れることができ、学習プロセスを加速させるのに役立ったという。

「彼らは良い環境で1日テストを行うことができた」

「金曜日はトラブルを抱える可能性があるし、タイヤのセット数も限られている。同じタイヤで走行を行えない時もあるし、トラックではほぼ全開走行を行なっている。このような機会を設けられたことはとても大きなアドバンテージになった」

ストロール「自信が持てる」

 今回素晴らしい結果を残したストロールだが、これまでは予選で苦戦し、スペインとモナコ、カナダではQ1敗退となっていた。

 しかし、彼はエンジニアとのより良いコミニュケーションを行い、ピレリタイヤの理解度が高まったことによって、アゼルバイジャンで良いパフォーマンスを発揮することができたとレース前に語った。

「僕はマシンを理解し始めているんだ。今年序盤の良い調子を取り戻している」

「僕たちはこれまでの方向性から離れて、調子を取り戻したんだ。僕は今のバランスとセットアップに自信が持てているよ」

「良いセットアップが自信を与えてくれれば、思うようにマシンをドライブすることができる」

「これも一緒に働いている人たちが結束したからできたことだ。エンジニアが僕に様々な情報を伝えてくれるんだ。今後も情報を収集し、タイヤの経験を積むことに集中する」