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バクーで初表彰台獲得の”ルーキー”ランス・ストロール「批判はただの“雑音“。気にしたことない」

6/26(月) 7:40配信

motorsport.com 日本版

 母国レースであるカナダGPで、F1での初ポイントを獲得してから2週間。ウイリアムズのランス・ストロールは、アゼルバイジャンGPのレース後半、2番手を走行していた。終盤にはメルセデスのバルテリ・ボッタスとの大接戦を戦い、敗れはしたものの3位で表彰台を獲得した。

【写真】2014年マシンでのテストで自信を得たと語るストロール

 今回達成した結果で、彼がF1にデビューして以来晒されてきた批判が静まると考えているかと質問されたストロールは、こう話した。

「それが重要なことだとは思わない。僕はそういうものを聞き入れていないし、ただの雑音だと思っている」

「(F3ヨーロッパを戦い)完璧な一年を過ごした昨年も、何度か厳しい時間を過ごしている今年も、批判を受けている。でも今はただ自分に満足している。知らない誰かの、ただの雑音なんて気にしていない」

 また彼は今回表彰台を獲得したことで、F1史上ふたり目となる10代での表彰台獲得者となった。なおひとり目は、昨年スペインGPで優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)である。

「少し言葉を失ったよ」とストロールは語った。

「とても激しくてクレイジーなレースだった。いろいろなことも起きた。赤旗が出された時はマシンから降りて、またすぐにマシンに乗ってリセットしなければいけなかった。そういうことが短い間に起こったんだ」

「今日僕たちがうまくやれたのは、トラブルとは無縁だったからだ。他のドライバーたちはミスをして、レースを終えていた。今どんな気持ちかなんて表現できないし、喜びを超えたような感じだ」

「昨日はすでに素晴らしい日だった。土曜日にうまくいかなかったことも何度かあったけど、中国GPで初めてQ3に進むことができた。今日はポディウムを獲得できたし、本当に素晴らしい日だ」

 ストロールは昨年、ウイリアムズの2014年型のマシンでテストプログラムを行い、今年の前半までそれを続けていた。

 土曜日には、ウイリアムズのチーフテクニカルオフィサーであるパディ・ロウが、カナダGPの後オースティンで2014年型のマシンを使ってテストをしたことは、ストロールが躍進を遂げるのに役立ったと語っていた。

「F3からF1にジャンプアップするのは、かなり大掛かりなことだ。それを理解するには時間がかかる」とストロールは話した。

「僕たちはセットアップに関しても(F3とは)違う方向性を取る。バーレーンの後からはセットアップの方向性を変え、バルセロナ以降はマシンに関しても異なるやり方を採用した」

「今週末はセットアップを戻したら、シーズン序盤のバーレーンや中国と同じくらいの競争力があった」

「このセットアップのおかげでより自信を持ってドライブできたし、プッシュできた。それに僕にも自信と満足感を与えてくれた。今後も前に進むために仕事を進めていくつもりだ。まだ終わりじゃない」

「たくさんのことを改善できるけど、少し時間がかかる。僕にとって、今年はとても異なるマシンに乗っていることになるし、経験が必要だ。いろいろなことを考える必要もある」

Matt Beer