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キミ・ライコネン、アゼルバイジャンGPオープニングラップの接触は「完全にボッタスが悪い」と批判

6/26(月) 8:10配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリのキミ・ライコネンが巻き込まれたアクシデントはアゼルバイジャンGPの決勝1周目、ターン2で起きた。ライコネンは、ターン1でホイールスピンを起こし失速したバルテリ・ボッタス(メルセデス)をターン2で抜こうとしたところ、ボッタスに当てられてしまった。

【写真】不運なパンクにも見舞われたライコネン。予選3番手から散々なレースに

 ボッタスはポジションを維持しようとイン側のラインをとったが、縁石を踏んでコントロールを失い、ライコネンに突っ込んでしまったのだ。この件は審議対象となったが、結局お咎めなしという裁定だった。

 ライコネンはこの接触で5番手に後退することになった。その後、前方を走っていたフォースインディアの2台、エステバン・オコンとセルジオ・ペレスの接触で落ちたデブリを踏み、タイヤがパンク。最終的にリタイアと散々なレースになってしまった。

 一方、ボッタスは接触により右フロントタイヤがパンクし最後尾に落ちたものの、荒れたレースの中で順調にポジションを回復していき、2位でレースを終えた。

「僕にできることはあまりなかった」と、ライコネンはレース後に語った。

「ターン2で当てられ、その時点でマシンの左サイドにかなりのダメージがあった」

 スペインGPでも、ボッタスに当てられたことでライコネンのマシンがマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と接触してしまうという一件があり、ライコネンは今回もそれと似たことが起きたと述べた。

「彼はまたしても、かなり早い段階でブレーキを踏んだ。彼は、それがあまりにも早すぎるということがわかったんだと思う。僕はアウトサイドに出た。全く問題なかったんだが、突然反対側から当てられたんだ」

「彼は、ブレーキがあまりにも早かったことに気づき、ブレーキを離した。そして、減速が足りずに僕に突っ込んだんだと思う」

「完全に彼の過失だ。にもかかわらず、僕がツケを払うことになった」

ボッタス、繰り返される”先輩”との接触は『残念』

 ライコネンとボッタスは同じフィンランド出身。いわば先輩と後輩にあたるが今年のスペインGP、アゼルバイジャンGPでの接触に加え、表彰台争いをしていた2015年のロシアGP、さらにその年のメキシコGPでも接触している。

「またキミと僕が接触してしまったのは少し残念だ。だけど、僕たちは似たようなポジションで戦っている。また僕たちが接触したのは、ただの”アンラッキー”だ」

「僕の立場から言えば、僕がインサイドにいて、彼はアウトサイドだ。彼はブレーキを遅らせて先行した。普通は…イン側にライン(の優先権)があるはずだ」

「彼がターンインしてきて、僕には縁石を越える以外に行き場所がなかったんだ。そして、僕にはその時点で譲るという選択肢はなかった」

「縁石を越えるとき、マシンがジャンプし彼に当たった。そして僕はタイヤがパンクしたんだ」

「本当のところはわからないので、僕にはもう少しビデオやデータを見返す時間が必要だ。だけど、僕にとっては自分から後ろに下がるという選択肢はなかったんだ」

「僕にしてみれば、インにいたのは僕だ。2台のマシンが通れるだけのスペースがあるべきだったと思う。彼はかなり前に出ていたので、そうしてもおそらくポジションをキープできていただろう」

Valentin Khorounzhiy