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ベッテル「“ブレーキテスト“事件について、ハミルトンと話すつもり」/アゼルバイジャンGP

6/26(月) 21:38配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、アゼルバイジャンGPで2度目に出動したセーフティカーが周回する中、メルセデスのルイス・ハミルトンに追突した。ベッテル曰く、これはハミルトンが”ブレーキテスト”を行ったためであるといい、これに激怒したベッテルは、ハミルトンのマシンに側面から体当たり。これが”危険なドライビング”と判断され、スチュワードから10秒のストップ&ゴーペナルティを科された。

【写真】ハミルトンとその後を追うベッテル

 スチュワードはレース中に、ハミルトンの”ブレーキテスト”について調査をしたが、データ上ではその証拠は認められなかった。

 それでもベッテルはハミルトンも罰せられるべきだと主張したが、一方のハミルトンは自分の振る舞いで”自分の名を汚した”とベッテルを非難した。

 その後ベッテルは、次のように述べている。

「僕と彼の間に問題はないし、僕は彼をドライバーとして尊敬している」

「自分のマシンが傷つき、それでレースが終わってしまう恐れがあるのに、僕のフロントウイングにダメージを与えてやろうなんて彼は思っていなかっただろう」

「今は話すだけの時間がない」

「でも僕は彼と話したいと思う。そして事実をはっきりさせて、前に進むんだ」

「たぶん、僕はそこまで利口ではないのかもしれない。でも複雑な人間だというわけではない」

「喜んで彼と事実を整理したいし、それ以上はなにかをすべきでないと思う」

 結局、ベッテルはレースを4位で終えたが、ハミルトンはヘッドレストのトラブルに見舞われ、予定外のピットストップを行なったことで5位となった。その結果、ベッテルはドライバーズランキングでハミルトンに14ポイント差つけることができた。

 この件についてベッテルはペナルティポイント3を”加点”されてしまい、次戦でさらに3ポイントを得てしまうようなことがあれば、レース出場停止処分が言い渡されることになる。

 自身の振る舞いにより、評判を汚す可能性があるかどうかベッテルに訊くと、彼は次のように答えた。

「いや、そんなことはない」

「僕たちはレースをしているんだ。僕たちは日々成長しているし、人々は僕らが激しくやり合うことを望んでいる」

「あちこちで接近することがあるかもしれない。しかし、人々が望んでいるのは、実際のオーバーテイクなんだ」

「僕はレースを楽しんだ。でも、僕がペナルティを受け、彼が受けなかったことは正しくないと思っている」

Lawrence Barretto,