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ハミルトン「”無礼”なベッテルと事件について話し合うことに興味はない」/アゼルバイジャンGP

6/26(月) 21:42配信

motorsport.com 日本版

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、アゼルバイジャンGPの決勝レースで、セーフティカーランが解除されようかというところでペースをコントロール。加速と減速を繰り返した。当時2番手を走っていたセバスチャン・ベッテルは、ハミルトンの減速に対処できずに追突。ベッテルは”急減速”したハミルトンに激怒し、マシンを横に出して側面から体当たりを食らわせた。

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 ベッテルは感情が落ち着いた後、今週中にもハミルトンに電話をかけ、話し合いをしたいと提案しているが、ハミルトンはこれに応じる構えを見せていない。

「まず、彼は僕の番号を知らないはずだよ」

 ベッテルが話したがっていると聞かされたハミルトンはそう語った。

「僕としては、コースの上で話をするつもりだ。それが僕にとって一番重要なことなんだ。なぜなら、非難したり何かを言ったりしたって、レースでの結果は変わらない。それが現実さ」

「それは起きたことだ。僕は、それが正しいことだったとは思わない。しかし僕にとって最も重要だったことは、ヘッドレストの問題でレースを失ったことだ」

「僕が思っている全てのことは、じっくりと考えたいということだけだ。僕は、残り12レースで彼を倒したい。残りの12レースを勝ちたいということだけだ」

 ハミルトンは、レース後のデブリーフィングを経て落ち着いていたにもかかわらず、ベッテルの行為に不満を持っていることは明らかだった。

 ハミルトンは言う。

「全てを整理するには、時間が必要だ。しかし、起きたことはとても無礼なことだと思う」

「もし僕が、彼に向かって運転の面で悪意を示していたら、それがブレーキテストであれ何であれ、あってはならないことだ。尊敬する人に対しては、常にコース上ではそれを示す」

「すべての他のクラスやカテゴリーには、たくさんの子供たちがいる。そしてテレビで僕らを見ている子供たちもいる。そして他よりも素行が良い、何度もチャンピオンになっているドライバーを見ることができる」

「誰もが、特定のことに対して自分の意見を持っている。しかし、若者たちが、あれが正しい行為ではないと思うことを祈っている。あれは、どんな状況や問題に対する答えにもなっていない」

 またハミルトンは、ホイール同士がぶつかったことについて、故意ではなく手を上げた結果引き起こされたものであるという、ベッテルの主張は受け入れられないと語る。

「僕らは世界チャンピオンだし、世界で最も優れたドライバーだ」

 そうハミルトンは語る。

「一般道路に降りて、普通の車に乗って、そして窓から手を出して同じようなことをしようとするなら、もしかしたら右に曲がってしまうかもしれない。しかし、僕らはそんなこと絶対にしない。僕らは何年もレースを続けてきたんだから」

Jonathan Noble