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4月の嘉手納パラシュート訓練、米国からの一部移転だった 今後も継続の可能性

6/26(月) 8:05配信

沖縄タイムス

 【平安名純代・米国特約記者】米空軍嘉手納基地で4月に実施されたパラシュート降下訓練について、これまで米本土で実施されていた各軍の特殊作戦部隊に所属する兵士らを対象にした合同訓練の一部を移転したものだったことが25日までに分かった。同訓練が沖縄で継続される可能性があることから、新たな負担増を招く恐れがある。

 米海兵隊は4月26日、公式ウェブサイトに「移動訓練チーム、米国外で初めて降下訓練を実施」と題した記事を掲載。沖縄に駐留する第3海兵遠征軍第31海兵遠征部隊の第3偵察大隊の主宰で、これまでアリゾナ州ユマ郡の米陸軍性能試験場内で実施されていた合同訓練の一部を嘉手納基地で実施。第3偵察大隊や海軍や陸軍、空軍の特殊作戦部隊に所属する兵士ら27人が参加したと伝えた。

 また、同訓練の沖縄での実施に際し、第3偵察大隊などから4人の指導教官を選び、移動訓練チームを組織したと指摘。今後は沖縄で特殊作戦部隊所属兵の合同訓練が可能になるとし、「政府の支出が削減され、沖縄に駐留する軍人の訓練能力が向上する」と利点を強調した。同訓練の詳細や今後の展開について、在沖米海兵隊や空軍第18航空団は現時点までに本紙の取材に回答していない。

 米軍は4月24日に6年ぶりに嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施。午前7時半から約2時間で30人、5月10日には午後7時から約30分間、計14人が降下したのがそれぞれ確認されている。

最終更新:6/27(火) 17:25
沖縄タイムス