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故クリス・コーネルの娘、父へのメッセージを公開「パパは世界中で一番最高の父親」

6/26(月) 18:45配信

rockinon.com

現地時間5月17日に急死したサウンドガーデンのクリス・コーネルだが、父の日の翌日、クリスの娘トニーが父へのメッセージを公開した。

トニーがクリスの公式Facebookページに投稿したメッセージは以下。

「パパへ

まずはパパのことをとても愛していること、わたしにとってかけがえのない人だということを言わせてください。わたしの憧れの人で、いつもパパを目指してきました。そして、パパはいつもわたしが困った時にそばにいてくれました。毎日、わたしの背中を押してくれて、今もそれは変わっていません。

泣きたくなったり、もう無理だって思ってしまうような時でも、『そんなにしゃがみこんで悩んでちゃだめだよ。悩むだけ時間の無駄だ、パパは大丈夫だから』という声が聞こえてきます。

パパの言っていたことはいつも心に銘じています。たぶん、パパの言っていたことがあまりにも的確だったからです。

ツアーから帰ってくると、パパはいつもわたしたちのためにすべての時間を使ってくれました。どんなに疲れていても、どんなに時差があるところを旅して来たとしても、わたしたちに付き合ってくれました。

わたしが病気になっても、いつも看病してくれました。一緒にベッドに入って、抱っこしてくれてキスしてくれました。風邪がうつるかもしれないと心配することはありませんでした。一晩中でも付きっきりで熱が下がるのを見守ってくれました。それでも下がらないと、わたしのことを起こしてお薬をくれました。目を開けると、パパがいて、それで少し気持ちが楽になりました。

思い出はたくさんありますが、一番の思い出のひとつは今年に入ってから、わたしが時差ボケになってしまって、一緒に『パープル・レイン』を観た時のことです。ビバリーヒルズ・ホテルに泊まっていて、映画を観ようかなと思ったらパパが部屋に入ってきました。

パパは『パープル・レイン』はどうだいって言いました。わたしはいつもパパの提案は間違いないと思ってきました。だから観始めてみたら、本当に大好きになってしまう映画でした! すると、パパの大好きな曲“The Beautiful Ones”のシーンになりました。



『この曲はあまりにも特別で、どんなジャンルにも属さないんだよ。20代の頃、この映画を映画館で観て、このシーンとこの曲のところで、客のひとりがいきなり笑い出したんだよね。あの時は本当に頭に来たなあ』とパパは言いました。

わたしもすぐにこの曲が大好きになって、何度も聴くようになりました。

パパとわたしの特別な繋がりは、いつもアートに関係するものでした。詩とか、本とか、音楽とか、執筆とか。パパもわたしも、こういうことがなによりも好きだからです。

これからは『パープル・レイン』みたいな映画や、“The Beautiful Ones”みたいな曲を誰がわたしに教えてくれるの? でも、パパの指導がとても良かったから、自分ひとりで探せればいいなと思っています。

今もそこにいるのはわかるし、寒さの中に感じる温もりはパパなんだともわかっています。パパは世界中で一番最高の父親でした! もしこの事故がなかったら、今でも一緒にベッドにくるまって『パープル・レイン』を観ていたはずだというのもわかっています。

パパ、愛していますし、とても寂しいです。お父さんとして誰よりも最高だったので、父の日をパパだけのために特別に祝うべきだと思いました。父の日おめでとう!

愛をこめて 娘のトニーより」

トニーのメッセージはこちらから。

rockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

最終更新:6/26(月) 18:45
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