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ベスト4が出揃ったU21EURO、スカウトの視線を奪った10人の選手を紹介

6/26(月) 17:49配信

SOCCER KING

 ポーランドで開催されているU-21 欧州選手権も24日をもってグループステージの全試合が終了した。今大会は世界中の各クラブが新しい才能を発掘するための場所でもあり、ビッククラブのスカウトも数多く偵察に訪れている。イギリスメディア『スカイスポーツ』が、そんなスカウトの心に残ったであろう10人のヤングタレントをピックアップした。

【画像】U21欧州選手権 注目の若手選手

 同大会は3つのグループに分けられており、ベスト4に進出する4カ国が24日に決定。準決勝の対戦カードはイングランド対ドイツ、スペイン対イタリアとなっている。同メディアはグループごとの注目選手を紹介している。

▼グループA
 グループAにはイングランド、スロヴァキア、スウェーデン、ポーランドがしのぎを削った。その中でもイングランドは数多くのタレントを抱え、近年ユース世代で結果を出しているだけありスカウトの視線も多く注がれていた。

■アルフィー・モーソン(DF/イングランド)
 今大会を通じて成長し続けた一人であるモーソン。現在23歳であるモーソンは花開くまで多少の時間がかかったが、今大会でスカウトも彼の素晴らしいパフォーマンスに目を奪われた。昨夏にバーンズリーからスウォンジーへ移籍してからリーグ戦27試合に出場し4ゴールを奪う活躍を披露。今シーズンのプレミアリーグでタックル成功率79パーセントを記録しながら190cmの長身を生かしたエアバトルも魅力の一つ。

■タミー・エイブラハム(FW/イングランド)
 今大会でゴールを奪うには至ってないエイブラハムだが、彼のアスリート能力は“9番”でこそ輝く。現在19歳の同選手はまだまだ成長途中だが、今大会ではすでに相手DFを手玉にとるスキルを披露している。グループステージのポーランド戦ではペナルティーエリア内で1対1を仕掛け、見事相手のファウルを引き出しPKを獲得した。

■ミラン・シュクリニアル(DF/スロヴァキア)
 グループステージ敗退が決まったスロヴァキアの中でシュクリニアルのパフォーマンスにはスカウトも感心した。今シーズンのセリエAで35試合に出場した22歳の若者は、今大会でスロヴァキアをベスト4進出まであと一歩のところまで導いた。スロヴァキアのDFラインは統率力に問題を抱えていたが、シュクリニアルは持ち前の1対1の強さで容易には相手の攻撃を許さなかった。また、リーダーシップや試合の流れを読む力もスロヴァキアになくてはならないものだった。

▼グループB
 スペインとポルトガルが同居したグループB。一番のサプライズは、昨夏にユーロ2016を制したポルトガルがベスト4進出を逃したところ。A代表にも選出されている選手が参加したスペインは、改めてその才能の高さを示した。

■サウール・ニゲス(MF/スペイン)
 今シーズンのリーガ・エスパニョーラでパス成功率77パーセントを記録したサウールは、今大会でサプライズを起こした選手の一人として印象深い。アトレティコ・マドリードで公式戦53試合に出場、9ゴール4アシストをマークした才能を遺憾なく発揮して見せた。プレッシャーのかかる場面での確かなスキルと正しい位置取りはスペイン代表にも大きく力を貸した。

■マルコ・アセンシオ(MF/スペイン)
 彼の才能はU-21世代でも突出している。すでにチャンピオンズリーグでゴールも記録しており、スペインの開幕戦ではいきなりハットトリックも達成。所属元のレアル・マドリードでは負傷離脱したウェールズ代表FWギャレス・ベイルの穴を完璧に埋めた。リーガ・エスパニョーラでサウールを上回るパス成功率89パーセントを記録している。

■エニス・ヴァルディ(MF/マケドニア)
 大会が始まる前、スカウトで彼の名前を知っている人はほとんどいなかっただろう。公式戦33試合に出場、13ゴール7アシストを記録したヴァルディは、今大会でマケドニア代表の未来を明るく照らした。無回転FKの使い手であり、相手エリア内での技術は特筆すべきもの。フィジカル能力に難があるが、今後の成長が楽しみな逸材だ。

▼グループC
 ドイツが1位突破、イタリアも好成績を収めベスト4進出を決めたグループC。チェコやデンマークがグループステージで姿を消すには少々もったいなかった。

■ロレンツォ・ペッレグリーニ(MF/イタリア)
 今シーズン12位でセリエAをフィニッシュしたサッスオーロにとって、ペッレグリーニの存在はファンの心を癒した。11日に行われた2018 FIFA ロシアワールドカップ 欧州予選のリヒテンシュタイン戦でA代表として先発出場も果たしている。今大会でもデンマークとの第1戦でオーバーヘッドシュートを叩き込んだ。彼の機動力は特筆すべきものであり、バイタルエリアでのボールへの執着心もトッププレーヤーになるための重要な要素である。

■フェデリコ・ベルナルデスキ(FW/イタリア)
 フィオレンティーナで10番を背負うベルナルデスキは、スカウトから「違いを作れる選手」と評された。リーグ戦32試合で11ゴールをマーク、トップレベルで通用するだけの才能を知らしめた。スルーパスに抜け出すセンスもさることながら、自身が出し手として機能することも可能。すでに今夏の移籍市場でユヴェントスやミランが獲得に動いている。

■マルク・オリヴァー・ケンプフ(DF/ドイツ)
 左利きのセンターバックはボランチとしてもバランスをとりながらプレーできる。今シーズンはケガの影響でプレーできない時間が多かったが、ブンデスリーガで最後の13試合に出場した。プレミアリーグから獲得の打診がきているというが、フライブルグはケンプフを守るために必死になるだろう。インターセプトが得意で、リーグ戦で一試合平均2.7回を記録。準決勝ではエイブラハムとの対決が繰り広げられる。

■マックス・マイヤー(DF/ドイツ)
 すでにA代表にも召集されているマイヤー。ケンプフと同じくプレミアリーグの強豪クラブから興味を示されている。今大会でもデンマークとの試合でアシストを記録、ドイツの準決勝進出に大いに貢献した。いまだ21歳だが、すでにブンデスリーガで100試合以上に出場しており、攻撃的なポジションならどこでも活躍できるだけのポテンシャルを備えている。

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最終更新:6/26(月) 17:52
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