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【特集】街のパン屋さんがAI導入 お会計を一瞬で

6/26(月) 15:25配信

毎日放送

自動車の自動運転や囲碁や将棋のソフトなどにも使われるAI=人工知能。その人工知能がパン屋さんにも活用されているという話です。兵庫県のとある中小企業が開発したレジは何種類ものパンを一瞬で識別するという優れもので、人件費削減にも一役買っているといいます。いったいどれほどすごいものなのでしょうか。

パンを一瞬で識別

「宝塚に5月にオープンしたばかりのパン屋さんにやってきました。僕は甘党なので、餡バターフランスとかたまらないですね」(山中真アナウンサー)

兵庫県宝塚市に先月オープンしたばかりのベーカリー「サニーサイド」。約100種類のパンが所狭しと並んでいます。人気の「メープルフレンチ」や、パンに明太子とおもちを絡めた「明太もっちーに」など、おいしそうなパンをトレーに乗せてレジに向かいます。

「商品確認します」(店員)
「ちょっと待ってください、何か出た!このまま止めておいてください。僕が買ったパンが全部一瞬で(画面に)出てきましたよ。これどういうことですか?」(山中真アナウンサー)
「こちら画像認識システムで、パンの名前を一瞬で読み取ります」(サニーサイド 和気学代表取締役)

こちらのお店で導入されているのはその名も「ベーカリースキャン」。トレーに乗ったパンをカメラで識別し、瞬時に会計してくれるという新型レジなんです。

迷ったときには黄色のマーク

本当に間違えないのか、意地悪して難しそうなパンで試してみます。形が瓜二つな「こしあんぱん」と「つぶあんぱん」を置いてみると…

「出た!こしあんぱんつぶあんぱん。違いはゴマの色だけですよね」(山中真アナウンサー)

見事正解です。お次は2種類のフランスパンですが…

「明太フランスとメープルくるみフランス、出てますね」

また正解。では、ほとんど見た目が同じクロワッサンとブリュレクロワッサン、これはどうでしょう?

「ちょっと待ってください。両方ブリュレクロワッサンになってますよ」

たまには間違えることも。

「黄色のマークは少し自信がないから確認してくださいよ、ということで店員に伝えている」(サニーサイド 和気学代表取締役)
Q.こういうときはどうするんですか?
「ひとつひとつ正しい商品名に打ち替える」
Q.こっちはクロワッサンでこっちはブリュレクロワッサンですよと?
「はい」

このレジのすごい所は、AI(=人工知能)による学習機能がついていること。迷ったものには黄色いマークが点灯し、店員側のモニターには類似性の高いパンが表示されます。そして、店員がその都度正しいパンを選んでいくことで、レジがどんどん賢くなっていくのです。導入費用は一般的なレジが約200万円ですが、ベーカリースキャンは300万円です。

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最終更新:7/24(月) 16:29
毎日放送