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ミシュランのスタッドレスが進化。さらにハイエース&キャラバン用スタッドレスも登場

6/26(月) 18:26配信

carview!

■企業秘密の「Mチップ」配合で磨耗時もアイス性能を保つ「X-ICE 3+」に進化

6月26日、ミシュランは2つのスタッドレスタイヤを発表しました。まずは乗用車用のスタッドレスタイヤで、「X-ICE XI3(エックスアイス エックスアイスリー)」の進化版となる「X-ICE 3+(エックスアイス スリー プラス)」。8月1日~発売で、今年は15サイズ展開(※詳しくは写真19参照)。価格はオープンですが、引き続き併売されるX-ICE XI3とほぼ同等になるとのこと。

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X-ICE 3+はX-ICE XI3のパターンを引き継ぎながら、「Mチップ」という独自開発の物質を充填した「表面再生ゴム」というコンパウンドを採用。タイヤが磨耗するにつれ、Mチップが次々表面に現れますが、露出したMチップは溶けるか剥離するようになっていて、タイヤ表面に無数の微細な穴が常に開いた状態を保ちます。この穴がスポンジのように氷表面の水分を除去してタイヤを密着させるため、磨耗してもアイスブレーキ性能が長く続くというのが進化のポイント。社内データによれば、アイスブレーキ性能が新品時で4.5%、1万km走行後では11.5%向上したといいます(※X-ICE XI3比。試験条件等は写真8、9参照)。

ミシュランによれば、最初からコンパウンドがスポンジ状になっている発砲ゴムと違って、表面以外はコンパウンドに気泡が存在しないため、ゴム(ブロック)の剛性でも有利。Mチップのレシピは企業秘密とのことですが、溶け出しても環境負荷の心配がないクリーンな物質で、タイヤの保管も従来どおりで大丈夫とのこと。ちなみにMチップを充填した表面再生ゴムは、X-ICE 3+の場合で、一般的なプラットホーム(スタッドレスタイヤの新品交換の目安)より下のスリップサイン層まで使われているといいます。

■ハイエース&キャラバン用スタッドレス「AGILIS」は高速化時代に対応

もうひとつは、バンやライトトラックに求められるロングライフ性能と、X-ICEシリーズのアイスグリップ性能を組み合わせた商用車用スタッドレスタイヤ「AGILIS X-ICE(アジリス エックスアイス)」。195/80R15LT 107/105Rのワンサイズのみですが、ハイエース系の標準サイズなので需要は大きそう。

夏タイヤでは耐久性の高さなどで定評あるアジリスシリーズを基本骨格にして、トレッド面にX-ICEの技術を採用し、氷上ブレーキング性能と雪上走破性を両立しているといいます。

今年中に一部高速道路の最高速度が110km/hに引き上げられるなど、これから高速化する交通を睨み、速度レンジをR(170km/h)で設計しているのも特長。ハイエース&キャラバン系オーナーのミシュランファンには朗報ではないでしょうか。こちらも8/1~の発売で、価格はオープンとなります。

株式会社カービュー

最終更新:6/26(月) 18:26
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