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債券は上昇か、日銀オペが下支え-あすの2年債入札控え上値は限定も

6/26(月) 8:00配信

Bloomberg

債券相場は上昇が見込まれている。日本銀行がこの日に通知する予定の長期国債買い入れオペが下支え要因になるとみられている。一方、あすには2年債の入札を控えており、上値は限定的になる可能性がある。

26日の長期国債先物市場で中心限月9月物は150円台半ば付近での推移が予想されている。夜間取引は150円46銭と、前週末の日中終値比横ばいで引けた。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジストは、「きょうを含めて今週は3回日銀オペが通知される予定」とし、「オペの頻度の多さはシンプルに好需給を連想させる面があろう」と指摘。きょうの相場は「もみ合いながらも強含む展開」を予想している。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の347回債利回りは、日本相互証券が公表した前週末午後3時時点の参照値0.05%を下回る展開が予想されている。稲留氏は予想レンジを0.045~0.05%としている。

日銀はこの日午前の金融調節で長国買い入れオペを通知する。先月末に公表されたオペ運営方針によると、対象は残存期間「5年超10年以下」。同ゾーンの前回の買い入れ額は4500億円だった。

過去の日銀オペの結果はこちらをご覧ください。

2年債入札

一方、財務省は27日に2年利付国債の価格競争入札を実施する。発行予定額は前回と同じ2兆2000億円程度。表面利率は引き続き0.1%となる見込み。

東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジストは、2年債入札について「中短期ゾーンが相場のドライバーとも言え、いつもより注目される」と指摘。「すでに調整が入っており、入札を終えれば安心感が広がろう」とみる。

Kazumi Miura

最終更新:6/26(月) 8:00
Bloomberg