ここから本文です

ビッグ・ボーイ、幻のATCQ×アウトキャストのコラボ作について語る

6/27(火) 20:20配信

bmr.jp

ビッグ・ボーイ、幻のATCQ×アウトキャストのコラボ作について語る

ビッグ・ボーイ、幻のATCQ×アウトキャストのコラボ作について語る

先日、およそ4年半ぶりのソロ新作を発表したビッグ・ボーイが、アウトキャストとア・トライブ・コールド・クエストのコラボレーションという幻に終わったプロジェクトについて口を開いた。

90年代に活躍した伝説のヒップホップ・グループとして今なお人気を誇り、昨年3月に45歳の若さでこの世を去ったファイフの死を乗り越え、昨年末におよそ18年ぶりの新作『We got it from Here… Thank You 4 Your service』を発表したことが大きな話題を呼んだア・トライブ・コールド・クエスト。そして、最優秀アルバム賞などグラミーの栄冠に6度輝き、ジャンルの枠を超えて人気を博すヒップホップ・デュオであり、2014年にはデビュー20周年を記念した世界ツアーを行ってファンを喜ばせたアウトキャスト。

この両グループによるコラボレーションが水面下で動いていたことは、昨年4月にアポロシアターで開かれたファイフの追悼式の中で、アンドレ3000が言及して話題になった。「面白い、でも同時に残念なニュースについて話そうか。1年か2年ほど前、俺たちはア・トライブ・コールド・クエスト&アウトキャストのアルバムについて話していた。そうなんだよ。理由はどうあれ、実現しなかったけどね」と、当時アンドレは語っている。その幻に終わったジョイント・アルバムについて、アイディアだけの話ではなく、実は両グループは制作に取り掛かっていたことをビッグ・ボーイが明かしている。

今月16日に発売になったソロ新作『Boomiverse』のプロモーションを兼ねてラジオ番組に出演したビッグ・ボーイは、ア・トライブ・コールド・クエストとアウトキャストの関係、ファイフの死について質問されると、「とにかく悲しいよ。ファイフは俺たちのスタジオ[Stankonia Studios]まで来てくれて、俺とふたりで数曲をレコーディングしたんだ」とコメント。そして、ファイフと共にレコーディングした背景に、ア・トライブ・コールド・クエストとアウトキャストの幻のジョイント・プロジェクト『A Tribe Called 'Kast』が動いていたためだと説明した。「そういう話をしていたらしいね」と言ったラジオDJに対し、ビッグ・ボーイは、「ただの“話”じゃなかった。実際にQティップもアリ・シャヒード・ムハメドと一緒にアトランタまで飛んで来て、(アン)ドレの家に集合したよ。アルバムのためのビートを選ぶっていう段階まで来てたんだ。その後それぞれ忙しくなって、そしてファイフが……。分かるだろ」と説明し、「だから本当に実現させようとしていたんだよ」と、実際にア・トライブ・コールド・クエストとアウトキャストのコラボレーションが進められていたと強調している。

ア・トライブ・コールド・クエストとアウトキャストのコラボ作が幻に終わったのは残念だが、ビッグ・ボーイは、ファイフと一緒にレコーディングした曲をいつかリリースしたいとも話している。

またビッグ・ボーイは2年前、空前のヒットとなった『ストレイト・アウタ・コンプトン』などの伝記映画ブームにちなんで「アウトキャストの伝記映画の可能性はありますか?」とファンから質問された際、「ちょうどこのレイバー・デー(9月頭の祝日)あたりに、俺と(アン)ドレはそのことを話し合ったところだ。乞うご期待」と語っていたが、このアウトキャストの伝記映画の実現にも前向きな様子だ。今年5月、米ヒップホップ・メディアのHip Hop DXのインタビュー中には、「俺がニューヨークにいた先週、ちょうど俺たちはそのこと(伝記映画)について話したばかりだ」と話し、『大統領の執事の涙』や『Empire 成功の代償』のリー・ダニエルズに参画してほしいとの想いを明かしていたが、これに続いて、先週出演した別のラジオ番組でビッグ・ボーイは、自身のツアーが終わったら本格的に取り掛かりたいと話している。

最終更新:6/27(火) 20:20
bmr.jp