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国交省、バニラエアに業務改善勧告 成田の入管未通過入国で

6/27(火) 21:52配信

Aviation Wire

 国土交通省航空局(JCAB)は6月27日、成田空港でバニラエア(VNL/JW)の国際線旅客の一部が入国審査を受けずに入国した問題で、同社に対し業務改善勧告した。バニラの国際線旅客が入国審査を受けずに入国したのは、今回で2回目。いずれも東京空港交通が運行する構内バスの誤誘導で起きた。

 18日午後10時すぎ、バニラの香港発成田行きJW304便(エアバスA320型機、登録番号JA07VA)の乗客168人のうち、34人が入国管理局による審査を受けない状態で一時入国。34人は駐機場からターミナルへ向かう構内バス3台のうち最後の1台に乗車したところ、バスの運転手が誤って国内線用バスゲートで乗客を降ろした。

 34人のうち、24人は再度バスに乗車して本来到着すべき国際線バスゲートへ向かい、入国審査を受けた。残り10人は手続きせずに成田空港を立ち去ったが、24日までに全員が審査を終えた。

 乗客を誤誘導したバスは、東京空港交通が運行していた。バニラが23日にJCABへ提出した報告書では、国際線バスゲートにバニラの地上係員を新たに配置。到着時は1人だった地上係員を2人に増員することで、配車した複数台のバスすべてが到着したことを確認できる仕組みを構築するなど、再発防止策を示した。

 両社による同様のトラブルは、2016年4月17日にも発生。この時の再発防止策では、電話のみだった配車連絡を、ファクスを送信するように改めていた。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:6/27(火) 21:54
Aviation Wire