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ドンキの商品がファミマに? 従来のコンビニのイメージは変わるのか?

6/28(水) 11:50配信

THE PAGE

 サークルKサンクスとの経営統合を果たしたファミリーマートが続々と新しい試みを打ち出しています。新生ファミリーマートは何をしようとしているのでしょうか。

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ドン・キホーテの商品がファミリーマートに?

 ファミリーマートを運営するユニー・ファミリーマートホールディングスと、ドンキホーテホールディングスは13日、業務提携に向けた検討を開始すると発表しました。具体的な内容はこれから議論するとのことですが、店舗の共同運営や商品の共同開発、物流の合理化などが検討対象となっています。

 ファミリーマートは主にコンビニとスーパーを運営していますが、ドン・キホーテはディスカウントストアと業態は異なっています。しかしドン・キホーテは近年、生鮮食料品や生活用品の分野に力を入れており、一部では両社の業態は近づいています。

 ファミリーマート(サークルKサンクス含む)は1万8000もの店舗を持っており、全国のあらゆる地域に展開しています。一方、ドン・キホーテは198店舗と数は少ないですが、圧倒的な商品開発力と販売力があります。これらをうまく組み合わせれば、両社の売上高を拡大できるという算段と考えられます。近々、ドン・キホーテの商品がファミリーマートに並ぶことになるかもしれません。

 ファミリーマートは同じタイミングで、レジ横にある総菜売場の強化についても明らかにしています。同社の主力総菜商品であるフライドチキン「ファミチキ」の販売を拡大するとともに、経営統合したサークルKサンクスで人気商品だった焼き鳥をラインナップに加え、夏には天ぷらの販売も始める予定です。

コンビニ市場は飽和状態に

 総菜類が強化され、ドン・キホーテで扱うようなユニークな商品が並ぶということになると、従来のコンビニとはかなりイメージが違ってくるかもしれません。

 同社が試験的とはいえ、こうした思い切った取り組みを実施する背景には、コンビニ市場の飽和があります。各社とも積極的な出店攻勢で売上高は伸びていますが、店舗の数が多すぎて同じグループ内で顧客を奪い合う状況となっています。

 ファミリーマートはサークルKサンクスと統合したことで店舗数こそトップのセブンーイレブンに近づきました。しかし、収益力の低いサークルKサンクスを取り込んだことで、1店舗あたりの売上高で見るとセブンーイレブンとの差はむしろ拡大しています。店舗数をこれ以上増やせない限り、商品ラインナップの見直しや物流コストの削減などで利益を拡大するしか残された道はありません。今後、他社でも新しい取り組みが増えてくると考えられます。

(The Capital Tribune Japan)

最終更新:7/2(日) 6:02
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