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買われていた銘柄にも手仕舞い売り出てきそう

6/27(火) 8:10配信

ZUU online

梅雨空でじめじめとした感じですが、株式相場もなんともはっきりとしない相場展開でもたついています。積極的に買い上がる材料がないにも関わらず手仕舞い売りをこなして底堅さがみられるという状況で、値動きのいいものに買いがさらに集中するということのようです。

最近の相場は上がるから買う、下がるから売る、ということで動きについてみるということが多いような気がします。先物主導で動き、先物が動かないと動かないという感じです。個別には買われるものも材料などはそっちのけということで上がるから買う、買うから上がるというような雰囲気です。どこか、何かがきっかけて一気に弾けるという感じでもあり、米国の経済指標や日経平均の東芝に替わる採用銘柄が決定されるところで相場が変わるということもありそうです。

米国株は相変わらずまちまちですが、為替が円安となったことから買い先行となりそうです。ハイテク銘柄などを買いやすいのですが、米国ではハイテク銘柄が売られており、輸出関連、円安メリット銘柄としては自動車株などの買い直しになってきそうです。相場全体を買い上がる材料にも乏しく買われていた銘柄にも手仕舞い売りも出てきそうで、堅調ながらも上値の重い展開となりそうです。

2万円を割り込むような雰囲気はなく、2万円が近づくと買われるという感じです。ただ、20,200円水準を超えてさらに買い上がるということでもないようで、20,200円~300円水準が上値という感じです。ここからさらに買い上がるにはさらに円安が進むというような材料が必要ということでしょう。

■本日の投資戦略

東芝 <6502>の二部降格は特に大きく取りざたされるということでもないようです。昨年のシャープ <6753> の問題や東芝の問題、そしてタカタ <7312> の問題などを見ていると日本企業の弱さが出ているような感じです。積極的に買い上がるというような雰囲気でもなく、買われたものから手仕舞い売りに押されることもありそうです。

東芝の替わりに日経平均に採用される銘柄などへの思惑もありそうですが、昨日も述べましたが、こうした銘柄入れ替えなどが相場の転機となることも多く、また、米国でも利上げの割に債券が買われないという状況も異常な状況であり、相場全体に異変が起きているのではないかと思います。過度に悲観的になることもないのかもしれませんが、楽観的になりすぎるのもどうかと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:6/27(火) 8:10
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