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今季初4連敗の金本阪神に大下剛史氏が猛ゲキ

6/27(火) 11:01配信

東スポWeb

 今季初の4連敗を喫した2位阪神に反攻の手立てはあるのか? 首位広島との直接対決で2連敗し、5ゲーム差をつけられた。追いかけるには崖っ縁の状況となったが、金本知憲監督(49)に恩師である本紙専属評論家の大下剛史氏が猛ゲキを飛ばした。

【大下剛史 熱血球論】阪神はまさに正念場だ。交流戦明け最初のカードで首位広島に力の差を見せられて連敗。ショックは大きいかもしれないが、ここで踏ん張れるかどうかが大事だ。阪神にとっては27日からの中日とのビジター3連戦(浜松、ナゴヤドーム)が分岐点になる。

 この日は零封負けで金本監督ははがゆい思いをしただろう。だが、そんなときほどグラウンドに送り出す選手を信じるべきだ。ここで指揮官がぶれずに信念を貫くことができるかが、浮沈の鍵を握る。キャンプでは時間を忘れ、ユニホームを泥まみれにし猛練習してきたはず。「練習はうそをつかない」という野球の原点を今こそ思い出してほしい。

 打線を見ても打率3割を超えるのは鳥谷のみ。糸井や福留は本来の力から見れば十分な数字を出しているとはいえず、他に飛び抜けて結果を出している選手もいない。それでいて2位につけているのは金本監督の決断力のたまものだ。結果が出ないとみるや北條をスタメンから外し、新人の糸原を遊撃手に抜てき。開幕直後は控えだった中谷をクリーンアップで起用するなど大胆な一手でチーム内の競争をあおってきた。

 何より、指揮官の無言のゲキに選手も応えてきた。この日の7回は下位打線からの攻撃で好機を作り、簡単には負けない姿勢を見せた。昨季までの阪神にはなかった粘りだ。敗戦のなかにも“金本イズム”がナインに浸透しつつあることが感じられる場面だった。

 昨年は交流戦明けの広島戦で3連敗して阪神は沈んだ。真価が問われる勝負どころで今年はどんな戦いを見せてくれるのか。金本監督のタクトに注目したい。(本紙専属評論家)

最終更新:6/27(火) 11:01
東スポWeb

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