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サニブラウン宣言「決勝で戦いたい」ボルトの現役ラストラン大会で挑戦

6/27(火) 6:05配信

デイリースポーツ

 日本陸連は26日、堺市内で8月の世界選手権(ロンドン)の代表男女19人を発表した。100メートルと200メートルの2冠を果たしたサニブラウン・ハキーム(18)=東京陸協、100メートル2位の多田修平(21)=関学大=らを選出。個人で代表を逃した桐生祥秀(21)=東洋大=はリレー代表候補入りした。リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得した400メートルリレーは新たな顔を加え、今大会がラストランとなる“人類最速の男”ウサイン・ボルト(30)率いるジャマイカ打倒に挑む。

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 日本短距離界を制圧した18歳は、まだ進化の途上にある。衝撃の2冠劇を達成したサニブラウンは「正直、スタートは(理想の)5割ぐらい。100メートル決勝でも2歩目がつぶれている。まだまだです」と、喜びよりも反省を多く口にした。

 それは自らの潜在能力に、絶対的な確信があるからこそでもある。2度目となる世界選手権は、“人類最速の男”ボルトの現役ラスト大会。「最後なので、決勝で戦いたい」とさらりとファイナルでの競演を宣言。「いつかは世界記録を更新できたらなと思ってます」と、将来のボルト超えにも言及した。

 大物ぶりが際立つ。この日は午前10時に集合だったが、1時間遅刻。「11時に来てしまった。まだ眠り足りない感じがする」と眼をこすりつつ、世界選手権に向けては「まだ考えないようにしてる。考えると楽しみで眠れなくなっちゃうから」と、不敵に笑った。

 今後は拠点のオランダに戻り、欧州を転戦しつつ、世界選手権に備える。まだ目覚めたての“怪物”は、果たして夏までにどれだけの進化を遂げるのか。