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「中堅」最高齢のイチローが狙う“フランコ超え”の現実味

6/27(火) 12:16配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 メジャー最年長野手が、また歴史を塗り替えた。マーリンズ・イチロー(43)が25日(日本時間26日)のカブス戦に「1番・中堅」でスタメン出場。球団によれば、43歳246日での「中堅」先発出場は02年のリッキー・ヘンダーソン(当時レッドソックス)の43歳211日を抜いて史上最高齢記録だという。

 1990年以降に限れば、野手のメジャー最高齢出場記録はロッテでもプレーしたフリオ・フランコ(当時メッツ)で、07年に49歳でプレーした。イチローは「50歳までプレーしたい」と話しているものの、フランコのように50歳近くまでメジャーでプレーできるのか。

「50歳まではともかく、44歳までプレーしたヘンダーソンよりは長くやれるのではないか。ヘンダーソンは1番打者として何より出塁を重視し、積極的に次の塁を狙う貪欲な姿勢が高く評価された一方で、試合中にトランプに興じたり、自己中心的な言動でクラブハウスの和を乱すこともあった。イチローはマリナーズ時代こそ、チーム成績よりも個人成績を重視していましたが、ここ数年はメジャーで求められる『フォア・ザ・チーム』に徹し、献身的な姿が目立つ。全盛期のような打撃は無理でも、守備や走塁でチームに貢献できる上、リーダー的存在としても期待できますからね」(アメリカ野球愛好会副代表、法大講師・鈴村裕輔氏)

 マーリンズ移籍後は若手に技術やトレーニング法の他、バットなど用具の保管方法まで助言。試合開始直前のベンチでは道化役を買って出て、ナインをもり立てるシーンが目立つ。年齢的な衰えを指摘する声は少なくないが、ドン・マッティングリー監督は「守備はいつも安心して見ていられる。どんな場面でも迷わず起用できる」とベテランの安定感に信頼を寄せている。

 イチローの契約は今季限り。来季も契約するかどうかの選択権はマーリンズが持っているが、まだまだメジャーでやれそうだ。

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