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親子で挑戦「スマホ検定」 静大など提供

6/27(火) 17:19配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 インターネット依存やいじめ、会員制交流サイト(SNS)を通じた性犯罪など、ネットトラブルに巻き込まれる子どもの増加傾向を背景に、静岡大(静岡市駿河区)と情報セキュリティー会社「カスペルスキー」(東京都千代田区)はこのほど、家庭や学校向けのウェブサービス「ジュニアスマホ検定」と「情報モラル診断サービス」の2017年度版の無償提供を始めた。子どものネット利用状況をつかみ、モラル教育に役立てる。

 「ジュニアスマホ検定」は小中学生と保護者が対象。ネット使用状況、情報モラル、セキュリティー、法の4ジャンルから検定方式で25問出題する。親子で一緒に取り組むことで家庭内のルールづくりにつなげる。「情報モラル診断サービス」は教員向け。学校で児童、生徒を対象に同様の検定を実施し、全国比較やクラスの傾向などの集計結果をグラフで可視化する。

 両サービスは15年のサービス提供開始以降、計2万人以上が利用した。毎年問題を改訂し、17年度版ではスマホ依存や歩きスマホ、替え歌に関する著作者人格権などの時事問題を更新した。関係者によると、15年と比べて子どものスマホの利用率は上昇し、小学校低学年時から無料通信アプリ「LINE(ライン)」やツイッターを使う子どもが増えているという。

 開発に携わった同大教育学部の塩田真吾准教授(35)は「親子でスマホの利用ルールを再確認したり、学校現場では具体的な指導ができる。情報モラル教育に役立ててほしい」と話した。

静岡新聞社