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松井氏 “由伸監督を粗末に扱ったら巨人監督永久拒否”も

6/27(火) 16:34配信

東スポWeb

 ゴジラとウルフの絆は永遠か――。巨人・高橋由伸監督(42)が26日、OBで“盟友”の松井秀喜氏(43)がテレビインタビューで放った「由伸応援団」宣言に反応。本紙を通じてラブコールを送った。チーム低迷で周囲が騒がしさを増す中、自身の古巣復帰説を一蹴し、後輩指揮官を支えていく姿勢を示した松井氏の発言には球団も注目。スター同士の深いつながりに再びスポットライトが当てられている。

【写真】現役時代と変わらない豪快スイングの松井氏

 山形で行われるヤクルト戦に向けて現地入りしたチームは、午後から全体練習を行った。最下位相手の落とせない試合を前に、由伸監督は選手の状態を厳しくチェック。前回は7回2安打無得点に封じられた由規との対戦を前に「球自体に力があるし、いい意味でアバウトな投手。そこに、どう対応するか」と真剣な顔で攻略に考えを巡らせた。

 それでも、前日にジャイアンツ球場で野球教室を開催した松井氏に話題が及ぶと、クールな指揮官の表情が途端にほころんだ。松井氏は前夜、フジテレビ系「スポーツLIFE HERO’S」にVTR出演。インタビューでは巨人監督就任への期待を振られたが、「今は由伸の応援団ですから」とキッパリ宣言した。

 由伸監督は先輩の発言を周囲から伝え聞いていたようで「応援団? そうらしいね」とニヤリ。具体的な“応援”については「ないですねえ」と、いたずらっぽい笑みを浮かべると、「応援してくれるなら席ぐらい用意しないとね。東スポが記者席を用意してよ」と、先輩に冗談交じりのラブコールを送った。

 和んだやりとりは両者の変わらない関係の証しといえるが、周囲は松井氏の“応援団宣言”を別のスタンスで受け取った。2人を知るベテランスタッフは「松井の発言は球団の“上の方”に対する、けん制球でしょう」と話し、こう続けた。

「由伸は松井にとって誰よりもかわいい後輩。もしも由伸をぞんざいに扱ったら、今後絶対に監督要請なんて受けない。そんな強い意思表明に聞こえましたよ」

 巨人にとって、将来的な松井氏の監督就任は悲願だ。2014年には当時の白石オーナーが「次代を考えれば(松井氏は巨人監督の)有資格者であることは間違いない。(古巣復帰の)門戸は開いていると言い続けている」と強いメッセージを発した。原前監督の退任時にも、球団は由伸監督の擁立以前に、松井氏に意思確認を行っている。

 今季はチームが歴史的な低迷に陥っていることもあり、最近は由伸監督の周辺が騒がしくなってきた。松井氏はそうした空気を察知し、あえて由伸監督を支援する立場を鮮明にすることで、雑音を封じようとしたのではないかというのだ。

 松井氏の真意を測りかねている球団上層部も、由伸監督との関係性は「無視できない」と常に注目している。ゴジラの力強い“応援団宣言”は、由伸監督の今後にも強く影響を及ぼしそうだ。

最終更新:6/27(火) 18:09
東スポWeb

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