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中国、グリーンファイナンスの試験区5カ所設置

6/27(火) 12:51配信

ロイター

[上海 27日 ロイター] - 中国は、汚染対策の資金の確保を目的とした「グリーンファイナンス」の試験区を5カ所設置した。中国人民銀行(中央銀行)が26日明らかにした。試験区は広東、貴州、江西、浙江の各省と新疆ウイグル自治区に設置され、金融機関は環境に優しい産業向けに信用と特別資金を提供するインセンティブが与えられる。

銀行は排出量取引を含む新たな手法の模索が求められる。試験プログラムにより、保険に関連する「グリーンインシュアランス」の発展も加速される。

それぞれの試験区は異なるグリーンファイナンスの分野に特化する。工業地帯となる広東省の省都、広州では、省エネと排出量削減を支援する与信を行う。一方、地方の貴州省は農業廃棄物の処理関連の資金提供、またシルクロード経済圏構想「一帯一路」で重要な部分を占める新疆ウイグル自治区は、海外金融機関との連携強化にそれぞれ注力する見通し。

中国は大気、水質、土壌の汚染問題への取り組みを進めているが、各省では汚染除去やより環境に優しいエネルギーへの切り替えに必要な資金の確保に苦しんでおり、政府は官民パートナーシップ(PPP)や「グリーンボンド」を含む新たな手法に注目している。

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最終更新:6/27(火) 12:51
ロイター