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開業2年目の渡辺薫彦調教師、メイソンジュニアとバルベーラで重賞初制覇狙う

6/28(水) 6:04配信

スポーツ報知

 厩舎開業2年目の渡辺薫彦調教師(42)=栗東=が重賞初制覇を狙っている。サマースプリントシリーズ第2戦の第53回CBC賞(7月2日、中京)は重賞で好勝負が続くメイソンジュニアをスタンバイ。昨年、牝馬のダイワドレッサーが2着と好走した第66回ラジオNIKKEI賞(同、福島)には2連勝中の牝馬バルベーラと、東西のハンデ重賞に期待の3歳2頭を投入する。

 開業2年目で重賞初制覇の好機が巡ってきた。ジョッキーから調教助手を経てトレーナーに転身した渡辺調教師が、CBC賞にメイソンジュニア、ラジオNIKKEI賞にバルベーラの3歳2頭を送り込み、“2本釣り”で初タイトルを狙う。

 特に、メイソンジュニアは思い入れの強い1頭だ。開業前の15年セレクトセール1歳で2900万円(税抜き)で初めてオーナー((株)カナヤマホールディングス)に購入してもらった馬だが、さらに縁がつながった。開業前に技術調教師としてノーザンファームで研修した際に、同馬に再会。2週間程度だったが、鞍を置いたりするなどの初期馴致(じゅんち)で携わった。「あの時から雰囲気がありましたね。馴致もスムーズでしたよ。縁のある馬です」と渡辺師は感慨深そうに振り返る。

 セールで歩いているのを見て“走る”と直感したメイソン産駒は、昨夏の小倉で新馬戦を快勝すると、秋の福島2歳Sでオープン初勝利。今春の重賞戦線でもファルコンS3着、ニュージーランドT2着と上位争いを演じた。「マイルでも走っていますが、1200メートルが一番合っている感じ。前走のニュージーランドT(稍重)を見ても中京のタフな馬場は合いそう。内容次第では秋が楽しみ」と古馬相手でも臆することはない。

 福島のG3では、同馬主のバルベーラも軽ハンデで一発気配を漂わせる。未勝利卒業に8戦を要した牝馬だが、続く500万もV。「小さい馬で前走は馬場(不良)が合わないと思っていましたが、結果を出してくれた。トモ(後肢)がしっかりしてきて、つくべきところに筋肉がついてきました。51キロで楽しみ」と成長を感じている。

 今年はすでに開業初年度の12勝に迫る9勝をマーク。「オーナーやスタッフに助けられて、何とかやっている感じ。頑張れば頑張ったぶんだけ返ってくる、やりがいのある仕事です」。新たな門出を支えてくれたオーナーとともにタイトルを取りに行く。(橋本 樹理)

最終更新:6/28(水) 6:05
スポーツ報知

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