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高杉真宙と葵わかな「輝いてない青春時代を送ってたタイプ」と共感

6/27(火) 22:01配信

デビュー

 「コップのフチ子」の原案者・タナカカツキの漫画を映画化した『逆光の頃』の特別試写会が27日、都内で開催され、主演の高杉真宙、ヒロインの葵わかな、小林啓一監督、原作者のタナカカツキが登壇した。

【写真】挨拶に登壇した高杉真宙と葵わかな。監督と原作者を交えたトークの模様。

 映画は30年前に『モーニング』(講談社)に連載された同名漫画が原作。京都生まれ、京都育ちの17歳、高校2年生の主人公・赤田孝豊を通して、日常と非日常、夢と現実、思春期ならではの少年のゆらめきときらめきを描き出す異色の青春映画だ。監督自身の強い思い入れもあって、原作に忠実に映像化されており、原作者のタナカカツキも「30年も経っての映画化なので“煮るなり焼くなり”とお願いしたんです。それで、どんな風に変わるのか楽しみにして観たら、そのまんまで(笑)」というほど、漫画の世界観を重視した、独特の雰囲気を持つ映画となった。

 主人公・赤田孝豊を演じた高杉は「原作の芸術的で詩的な世界にどんどん引き込まれたんですが、“いい”という以外にどう言っていいかわからない。その雰囲気をどう演技で表現したらいいか難しくて悩みました。孝豊は不思議な子なので、この子をもっと知りたいと思いながら、掴めない部分もありましたが、他のキャストの方に助けていただいて、一つひとつ出てくる不思議さがあったと思います」と語った。

 孝豊の幼馴染・みことを演じた葵は「原作は、お話も描き方もシンプルなんですけど、シンプルな分、想像できる余白がある漫画だなと思いました。監督は思い入れがあって、漫画をそのまま映画にしたかったみたいで。リアルな人間が演じるわけですから、映画と漫画をどうやって繋げられるか、というのが難しかったんでですが、私も漫画が大好きだし、挑戦できてよかったと思います」と振り返った。

 高杉と葵の二人は漫画好きという共通点もあって、撮影中に意気投合したようす。MCから「青春のキラキラした想い出」を聞かれると、二人は顔を見合わせ、「わりと輝いてない青春時代を送ってたタイプですもんね」(葵)、「周りの光を“まぶしいなあ”って見ていたほうで」(高杉)と共感しあう。そして高杉は「『逆光の頃』を観ると、自分の思い出が美化されて還ってくるんですよ。今思えば何気ない日々がわりと青春だったなあって」と映画をアピールした。

 映画『逆光の頃』は7月8日、新宿シネマカリテでロードショー。

最終更新:6/27(火) 22:01
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