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帰還環境整備に31億7500万円 復興庁の福島再生加速化交付金

6/27(火) 9:11配信

福島民報

 復興庁は26日、福島再生加速化交付金4事業の計48億8400万円の配分先を発表した。
 帰還環境整備事業は福島県と17市町村に計31億7500万円を交付する。事業費との差額分は震災復興特別交付金を活用する。災害公営住宅の整備や田村、南相馬、浪江の3市町の学校施設改修費用などに充てる。浪江町で再開予定の小中学校のグラウンド芝生化として2億400万円が認められた。
 東京電力福島第一原発事故による長期避難者支援として、コミュニティー復活交付金を福島市に7000万円、いわき市に700万円を交付する。災害公営住宅整備に伴う道路の拡幅事業などに充てる。

■定住支援は12億3400万円 県、がん治療研究費に

 福島定住等緊急支援(福島健康不安対策事業)として、県に12億3400万円を交付する。福島医大が早ければ2020年度にも臨床試験を開始する放射性核種「アスタチン」を用いた最先端がん治療の研究・開発費に充てる。
 アスタチンによるがん治療は国内外で注目を集めており、福島医大は新薬の有効性と安全性を確立し、国内初となる薬事承認を目指している。アスタチンは、アルファ線を放出する半減期約7時間の放射性核種で体内に投与し、がん細胞に直接、放射線を照射する治療法「放射性同位元素(RI)内用療法」で使う薬剤の原料となる。

福島民報社

最終更新:6/27(火) 11:04
福島民報