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吉野家HDの株価絶好調! 大幅増益見通しの自信はどこから?

6/27(火) 11:15配信

投信1

堅調な株価が続く内需関連銘柄、牛丼株も好調持続

不安定な為替相場や世界の政治経済情勢を反映する形で、輸出・外需関連銘柄の株価の不振が続く中、内需関連銘柄の多くは、その株価が堅調に推移しています。

外食産業もその1つです。外食産業の関連銘柄にも好調なパフォーマンスを示している銘柄が多い中、とりわけ、吉野家ホールディングス <9861> 、松屋フーズ <9887> 、ゼンショーホールディングス <7550> など“牛丼株”の好調が目立っています。

2017年の牛丼3社の株価はTOPIXを上回る好パフォーマンス

まず、年初から今日に至るまでの牛丼株の推移を振り返ります。

2016年末以降の株価騰落率を見ると、TOPIXが+6%上昇であるのに対して、吉野家HDが+19%上昇、松屋FDが+14%上昇、ゼンショーHDが+9%上昇となっており、いずれもTOIXを上回るパフォーマンスを示しています(2016年12月30日と2017年6月26日の終値の比較)。しかも、途中で若干の凸凹はあったものの、3社ともほぼ一貫してTOPIXを上回る株価パフォーマンスを維持してきました。

その中でも特に、吉野家HDの株価の出直りが顕著と言えましょう。

4月上旬以降、株価の出直りが顕著な吉野家ホールディングス

実は、今年に入ってからの吉野家HDの株価は、4月上旬まではTOPIXを小幅に上回る程度のパフォーマンスに過ぎませんでした。しかしながら、2017年2月期決算を発表した4月11日を境に、株価が上昇トレンドに入ったのです。

決算発表で何かサプライズがあったのでしょうか?  ここで改めて、もう一度レビューしてみましょう。

2017年2月期は増益ながら低調な業績に終わる

まず、終わった2017年2月期業績は、売上高1,886億円(対前期比+2%増)、営業利益18億7千万円(同+16%増)、最終利益12億5千万円(同+49%増)の増収増益でした。

ただ、確かに営業利益も最終利益も2桁増益となっていますが、前年(2016年2月期)に大幅減益を強いられたため、高い利益水準ではありません。それを裏付けるように、今春までの株価は他の牛丼株に後れを取っていました。

また、昨年秋からの株式相場上昇局面(いわゆる“トランプラリー”)での上昇も限定的でした。少なくとも、2017年2月期実績が、今回の株価上昇を牽引したとは言えないでしょう。

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最終更新:6/27(火) 11:15
投信1

チャート

吉野家ホールディングス9861
1925円、前日比-14円 - 8/18(金) 15:00

チャート

松屋フーズ9887
4055円、前日比-25円 - 8/18(金) 15:00

チャート

ゼンショーホールディングス7550
2089円、前日比-16円 - 8/18(金) 15:00