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既婚男女 中食で増加 米が主食の食事回数 強まる簡便化志向 JC総研

6/27(火) 7:00配信

日本農業新聞

 1週間(21食)のうち米を主食とする食事の回数が2017年は前年より0.08食増の13.76食となり、過去5年で最多となったことがJC総研の調査で分かった。既婚男女を中心に加工・調理済み食品の中食が増え、単身男性でパンなどからのシフトが進んだことが背景にある。

 調査は11回目。米を主食とする食事の回数は3年連続で増え、この5年間で0.46食伸びた。前年比でみると、単身男性が1.58ポイント増の13.63食と増加が目立った。節約志向で外食を控える一方、家庭で消費する傾向が強くなった。パンや麺といった米以外の主食が減ったことも影響した。

 既婚男女や単身女性では、家庭炊飯消費が減ったものの、パックご飯や冷凍ピラフなど米の加工品やコンビニエンスストアのおにぎりなど調理済み食品が伸びた。簡便志向が強まっている。

 JC総研は「米を主食で取る回数は増えたが、1回当たり食べる量は減っている。単純に米消費が伸びているとは言えない」と分析する。

 米を生鮮品として冷蔵庫で保存して消費する傾向も明らかになった。米購入時にこだわる点は、前年に続き「価格帯」が6割強と最も多かったが、「精米年月日」が3年連続で増加しており、鮮度重視の傾向もみられた。購入した米の保存方法では、常温保存が8割以上を占めたものの、冷蔵庫で保存するという回答が1割弱あり、増加傾向にある。JC総研は「米を生鮮品と考える意識が高まっている」と指摘する。

 米の消費行動調査は今年3月にインターネットで実施。全国の男女計2214人から回答を得た。

日本農業新聞

最終更新:6/27(火) 7:00
日本農業新聞