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【株主総会レポート】「キーコーヒー」&「ダイオーズ」 コーヒー繋がりの総会をはしごしてきました。

6/27(火) 7:00配信

マネーの達人

6月は株主総会シーズンということで、連日多くの企業の総会が開かれています。

私も6/21(水)に「キーコーヒー」と「ダイオーズ」の株主総会に伺ってきましたので、その模様をレポートしたいと思います。

1. 総会でもコーヒーの香りが! キーコーヒー(2594)

レギュラーコーヒーの製造販売大手の企業です。

子会社には「イタリアントマト」、「アマンド」、「ルノアール」などがあります。

6/21(火)午前10時より「新宿文化センター」で開催されました。

■会場外ではコーヒーのサービス

入口から建物内に入ろうとすると、すでにコーヒーの香ばしいかおりが漂ってきます。

株主総会が行われるホール外では、商品の展示や株主向けに商品の販売がされており、なんとレギュラーコーヒー500gで500円と破格のお安さだったのでつい購入してしまいました。

この株主向けのセールについてはチャリティーセールということで、売上金はすべて災害被災地に寄付されるそうです。

また、ホール外では、アイスコーヒーのサービスもあり、休憩中の株主さん達で賑わっていました。

■事業報告・今年度の展望

さて、株主総会の会場は大きなホールで、数百人規模の株主が出席している様子。

まずは、昨年度の事業報告および今年度の事業計画・課題などを社長様自らスライドを交えてお話いただきました。

売上は昨対比で減少したものの、営業利益、経常利益、当期利益とも増加。

売上比は事業用4割、家庭用3割、原料用3割の構成で、昨年は家庭用の商品の売り上げが伸びたようですが、節約志向による家庭での消費が増えたのかも、とのことでした。

また昨年は「リプトン」ブランドを取得し、今後はコーヒーに加えて紅茶がどう展開されるかも楽しみですね。

今年度は「ドリップしよう」というコミュニケーションテーマで、業務用に最適な抽出環境や季節のフェアの提案、開業支援を行い、家庭向けでは、前出の「リプトン」や売上が伸びているリキッドコーヒーに力を入れるとのこと。

CSR活動のなかで私が印象に残ったお話は、コーヒーの産地であるインドネシアで現地生産者を表彰する「キーコーヒーアワード」を開催したり、「国際品種栽培試験」を現地の研究者と開始したりなどの、原産地での活動報告です。

この後の質疑応答でも取り上げられましたが、気候変動による降水量・気温の変化により、病害虫や土地に適する品種も変わってくるため、その変化には気を付けているとのこと。

その影響で徐々に使用する品種も変化するため、商品の品種の構成が変わった影響で、味が変わったのでは? という株主さんもいました。

気候変動により変化したコーヒーの栽培適地を新規に探しているのか、という質問に対しては、現況の生産地で、気候に合う品種を試行錯誤しているそうです。

気候変動による生豆の品質の変化に対応し、生産者の安定収入に資するため、とのことで、何気なく毎日飲んでいるコーヒーですが、様々な方々の頑張りにより口にできることを実感します。

■質疑応答、ファン株主多し

続いて、質疑応答。

株主優待に関することについては、「イタリアントマトなどショップで利用できる優待券の検討を」という質問については、「店舗の立地に偏りがあり、数も限られているため、現況では商品詰め合わせを継続する」そうです。

また、「今年上場20周年で何か記念は?」との質問には、とくに何もないそうですが、商品の「ドリップオン」も今年20周年でそちらで何かするかも? 株主に何かあるというわけではなさそうですが。

質問する方も「ここぞのときはキーコーヒーで」とおっしゃる商品ファンの方が多いようで、だからこその鋭いコメントがいろいろ出ていました。

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最終更新:6/27(火) 7:00
マネーの達人