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世界最大のサーモン養殖イケス完成 ノルウェーのサルマール社

6/27(火) 20:45配信

みなと新聞

総工費67億円 中国で建造

 中国船舶重工(中船重工、本社・北京市)はノルウェーの養殖企業サルマール社から受注したサーモン養殖用の浮沈式全自動イケス「オーシャンファーム1」を完成させ、6月3日に中国・青島で引渡式を行った。現地メディアによると、総工費は4億2000万元(約67億円)。中船重工は「世界最大の海上で浮き沈みする浮沈式養殖イケス」と説明する。イケスは10日に青島を出発、7月にもノルウェーで稼働するという。

7月稼働 年間150万尾生産

 イケスで年150万尾のサーモンを生産する計画で、1年で1尾5~6キロサイズに成長させる。魚の死亡率は2%に抑えるよう設計したという。

 イケスは直径110メートル、高さ69メートル、容積は25万立方メートル、総重量は約6000トン。浮沈式で水深100~300メートルの水域で養殖が可能。イケス内には複数のセンサーを備え、人工頭脳(AI)を搭載した給餌システムを構築。IoT技術で養殖魚の状態を管理する。作業員は3人から最大7人を想定する。

 中船重工は2015年5月にイケス建造に着工し、今年5月末に竣工した。イケスの耐用年数は25年と試算する。

世界最大の養殖イケス完成 サーモン養殖のサルマール

最終更新:6/27(火) 20:45
みなと新聞