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ブランパンGTアジアが鈴鹿サーキットで初開催、日本人ドライバー&チームが活躍も、”ワンメイクタイヤ”に苦戦

6/27(火) 8:16配信

motorsport.com 日本版

 鈴鹿サーキットで開催された「SUZUKA RACE of ASIA」。そのメインレースであるブランパンGTアジアRound3が24・25日に行われた。

 ヨーロッパで開催しているブランパンGTシリーズ同様にSROがプロモートし、今年からアジアを中心にした舞台で争われる新シリーズがスタート。4月にマレーシアのセパンで開幕し、第2戦(タイ・ブリーラム)を経て、第3戦鈴鹿ラウンドを迎えた。

 エントリーしているマシンの大半は、FIA-GT3車両でスーパーGTのGT300クラスやスーパー耐久のST-Xクラスでも活躍する車種も複数参戦。さらに今回はチームとしても、スーパー耐久に参戦する永井宏明/佐々木孝太組のARN Ferrari 488 GT3と、星野敏/荒聖治組のD’station Racing。さらにスーパーカーレースに参戦しているCarGuyに加え、スーパーフォーミュラでおなじみのKCMGもエントリーした。

 ブランパンGTアジアは2レース制で行われ、それぞれ途中にドライバー交代が必須となる60分レースで争われる。ドライコンディションでは、永井/佐々木組の#28ARN Ferrari 488GT3が活躍。トップバッターを務めた永井が一時表彰台圏内まであと一歩というところ追い上げる走りを見せた。佐々木に替わった後半スティントは、初めて扱うピレリタイヤに苦戦しながらも、ライバルと一歩も譲らぬ接近戦を披露。総合では6位に入り、Pro/Amクラスで2位表彰台を獲得した。

 この流れでRace2も上位を目指したいところだったが、レース序盤に他車と接触した影響で右フロントタイヤがパンク。ピットに戻ってくるもマシンに大きなダメージが及んでおり、リタイアとなった。

 また#47 D’station Racingのポルシェ911GT3は、Race1で他車との接触が原因でトラブルが発生しレース終盤にストップ。Race2は雨の中を粘り強く走行するが、総合18位。こちらも、いつもとは違うピレリタイヤを装着してのレースということで、なかなか力強い走りは見せられなかった。

 なお総合トップ争いは、Race1では#5 Audi Hong Kongが優勝。ウエットコンディションとなったRace2は#86 OD Racing Teamがレースをリードし2日連続でアウディR8 LMSが勝利するかと思われたが、残り15分のところでタイヤがバーストしリタイア。代わってトップに立った#999 GruppeM Racing TeamのメルセデスAMG GT3が優勝を飾った。

吉田知弘